食&酒

2025.05.22 17:45

外国人を魅了する日本の「駅弁」。海外エキベン・ガイドから

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駅弁はどこで買うのがベストか?

駅弁は、電車に乗る前に買っておくのが基本。車内販売がある場合もあるが、必ずしもすべての列車で提供されているわけではない。

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たとえば東京と金沢を結ぶ北陸新幹線の「かがやき」には、グランクラスという豪華な座席クラスがあり、ここでは飲み物が飲み放題で、ミニサイズの駅弁がついてくる。

それでもやはりお勧めなのは、東京駅で自分好みの駅弁を選ぶこと。旅行の始まりとして、ショップを見てまわるのもきっと楽しいだろう。

ずらりと並んだお弁当の棚を眺めながら、どれにするか悩む時間も、新幹線旅の醍醐味のひとつ。東京駅には、日本でも最大級の駅弁売り場がある。美しく盛りつけられたお弁当のほか、お菓子や特産品、さらにはクラフトビールや日本酒などのアルコール類もそろっていて、電車の中での楽しみが広がる。

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通勤ラッシュは避けるべし

気をつけたいのは、買う時間帯。通勤ラッシュ時は、どの売店も混みがちで、並ぶ時間がかかるので余裕を持って行動したい。

以下は、東京駅周辺で駅弁を探すのにおすすめのスポットの例だ。

* 大丸東京店のデパ地下:八重洲北口に直結。品数豊富で、見た目も美しい駅弁がずらりと並ぶ。10:00開店なのも便利。

* エキュート(ecute)やグランスタ(GranSta):改札内のショッピングエリア。高級感のある駅弁やスイーツ、土産品がそろう。

* 駅弁屋 祭(Ekiben-ya Matsuri):東京駅1階の改札内にある人気店。170種類以上の駅弁がそろっていて、全国各地のご当地弁当も多く見つかる。

* 「はせがわ酒店」:グランスタ内にある。日本酒のほか、ワインやクラフトビールも豊富。

店頭で駅弁を買うメリットは、実物を見ながら選べることだ。

大きめの店舗では、アレルギー情報や英語表記も用意されている。食品サンプルや写真があることも多く、内容が分かりやすい。

もし食物アレルギーや制限がある場合は、「食事制限がある人のための日本旅行ガイド」も参考にしてほしい。


※本稿はBoutique Japanからの転載である。

翻訳=坂口オスウェル大芽 編集=石井節子

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