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2025.05.13 18:15

社会課題に挑む共創プロジェクトに光をあてる 「Xtrepreneur AWARD 2025」公募開始

Forbes JAPANは、企業が持つレガシー(資産)を活かして社会課題に挑む事業共創プロジェクトを発掘するアワード「Forbes JAPAN Xtrepreneur AWARD 2025」を開催する。6月6日(金)まで公募を受け付けている(特設サイトはこちら)。3度目の開催となる今回は、経済産業省の後援が決定した。

本アワードは、企業が持つ技術やネットワーク、ブランド力といったレガシー(資産)を活用し、他社との共創によって社会的インパクトを生み出す優れた事業共創プロジェクトを表彰するもの。クロストプレナーとは、アントレプレナー(起業家)やイントレプレナー(企業内起業家)と異なり、事業会社や研究機関、自治体が手を組むことで、1社で取り組む何倍もの社会的インパクトを生み出そうとする者たちだ。

2023年にアワードを開始し、初回はタカラトミー、ソニーグループ、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、同志社大学による変形型月面ロボットの研究開発が、2024年は、福井経編興業、帝人、大阪医科薬科大学による心・血管修復パッチ「シンフォリウム」の共同開発がグランプリを受賞した。

応募対象は、原則として下記の4つの基準を満たす共創プロジェクトだ。応募は、特設サイトのエントリーフォームから。

【エントリー基準】
・大企業を始めとした事業会社が関わっている
・業界を超えた2社以上がアセットを持ち寄っている
・社会課題へインパクトをもたらすことができる
・日本独自のものであり、グローバルでも展開・応用ができる

審査では、
・日本発・グローバル(世界にイニシアチブを取る可能性があるか)
・インパクト(社会課題に対して大きな影響をもたらすことができるか)
・「意外性(発想をゆさぶられるようなアセット・レガシーの組み合わせがあるか)」
の3点を重視する。

【審査員】
・片山 幹雄 Kconcept代表取締役社長 東京大学生産技術研究所 研究顧問
・川村 真司 Whatever Co., CCO /Open Medical Lab, CCO
・坊垣 佳奈 マクアケ 共同創業者 / 顧問
・巽 達志 住友商事 執行役員 CDO・CIO DX・ITグループ長
・各務茂夫 東京大学大学院工学系研究科教授 産学協創推進本部 副本部長
・谷本有香 Forbes JAPAN Web編集長

7月24日にノミネートプロジェクトを発表したのち、8月25日に本誌と特設サイトで今年のアワード受賞を発表する。そして8月27日に都内のホテルで授賞式を行う予定だ。

(特設サイトはこちら

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