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2025.05.17 10:00

YouTubeはテレビで観るものに、20年間で生活を変えた進化の歴史

YouTube on TV プロダクトマネージメント シニアディレクターのカート・ウィルムス氏が、いまテレビで多く視聴されているYouTubeの現状を語った

例えばYouTubeのテレビアプリにも「チャンネル登録」ボタンがある。テレビアプリからチャンネルを登録したユーザーの数は2023年比で40%以上増えた。視聴者が付けたコメントを閲覧したり、それぞれに「高評価」や「 低評価」をリモコンのボタンを押して簡単にリアクションできる。テレビのリモコンはコメントのテキスト入力には向かないことから、ユーザーが所有するGoogleアカウントで、テレビとモバイル両方のアプリにログインすればスマホからコメントが残せる。

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テレビアプリからチャンネルを登録したユーザーの数は2023年比で40%以上増えたという
テレビアプリからチャンネルを登録したユーザーの数は2023年比で40%以上増えたという

YouTubeがパートナーであるクリエイターと一緒に「良質なコンテンツ」を届けることにこだわる背景には、テレビ番組や映画との競争を勝ち抜きたい思いもあるのだとウィルムス氏は語る。

現在は米国を中心に、まさしく「ハリウッドなみ」に画質と音質にこだわり、ストーリー性にも富んだコンテンツをつくるYouTubeクリエイターが次々に誕生している。ウィルムス氏によると、例えばクリエイターのMichelle Khare(ミシェル・カレ)が、自らさまざまな職業や訓練に体当たりで挑む短編ドキュメンタリーを提供するチャンネル「Challenge Accepted」が、クオリティの面からも高い評価を受けているという。筆者も視聴したが、良く練られた番組の構成、視聴者を引き付けるエンターテインメント性の高さはテレビの人気バラエティ番組の感覚に近い。過去に公開された動画も一気に見てみたくなる。

「クリエイターがテレビという舞台でもビジネスを成功させ、革新的なフォーマットを生み出せるように、YouTubeはこれからもクリエイターを全力で支える」とウィルムス氏は力を込めた話した。

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なお、北米地域ではYouTubeでテレビ放送のライブストリーミングが視聴できる「YouTube TV」というサービスがあり、Entertainment Plus、4K Plus、NFL RedZone with Sport Plusなど、大手コンテンツプロダクションが提供するコンテンツが多く並ぶ。映画にドラマ、スポーツや音楽のライブストリーミングなど優良コンテンツが盛りだくさんだ。個人のクリエイターから映像のプロフェッショナルである企業にも、大きなチャンスを掴む機会がある。YouTubeがいつも熱気にあふれるプラットフォームである大きな理由のひとつだ。

連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
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編集=安井克至

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