YouTubeは唯一無二のプラットフォーム
YouTubeは他のコンテンツ配信プラットフォームを直接のライバルとしては捉えていない。YouTubeの視聴者は長編・短尺ビデオ、ライブ配信、音楽、オーディオポッドキャストなど多様な形式のコンテンツを、PC・モバイルなどデバイスを問わず楽しめる。さらにYouTubeを「テレビ画面での視聴する回数」が世界中で伸びている。2020年からの3年間で130%以上増え、米国ではテレビがモバイルを抜いて視聴時間ベースでYouTubeの主要な視聴デバイスになったことにも注目したい。
加えて、YouTubeのクリエイターが安定的にコンテンツを制作・発信できるよう、ハーニフ氏のチームが中核となって収益化のためのツールを拡充してきたことも、今ではほかのプラットフォームにはない唯一無二の強みになっている。
ハーニフ氏は「今後もユーザーとクリエイターのニーズを的確に捉え、柔軟にサービスの進化を促すことの重要性を説いた。また近年、YouTube上ではカジュアルなショート動画から、脚本・演出の練られた高品質な作品まで、コンテンツの幅がさらに拡大している。米国ではトップクリエイターが「次世代のハリウッド」と称されるほどの制作体制を築きつつある。ハーニフ氏も「彼らは将来のプロダクションハウスであり、新たなクリエイター経済の中心を担う存在だ」と述べた。
YouTubeはこれからもコンテンツのトレンド、あるいは視聴者のライフスタイルがめまぐるしく変わる中でニーズを的確に捉えながら、今まで以上にスピード感を持って進化し続けていくことが求められるだろう。
連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
過去記事はこちら>>


