アップルによる次のiPhone向けソフトウェアアップデートは、予期せぬバグ修正を目的としたマイナーリリースがない限り、iOS 18.5となる見込みだ。これは今秋登場予定のiOS 19の前としては、最後のリリースの1つになるだろう。そしてアップルの動きによって、その正確なリリース日が予想しやすくなった。
iOS 18.5は間もなく登場
米国時間5月6日に、アップルが新たなベータ版としてiOS 18.5のリリース候補版をひっそりと公開した。これはバグがなければ、そのまま一般向けにリリースされる最終段階のバージョンだ。
もしこのリリース候補版がこのタイミングで現れなかった場合には、一般公開はまだ準備できていないことを意味していただろう。しかし現在、すでに準備が整っていると考えられる。
つまり、多くの人々が期待していたスケジュールが順調に進んでいることになる。今回のリリース候補版は、同ソフトウェアの第4ベータ版からちょうど1週間後にあたる。そして、問題がなければ来週には正式リリースが行われる見込みだ。
さらに、このスケジュールとぴったり符合する出来事が起きていた。米国時間5月5日、アップルは今年のApple Watchのプライドエディションスポーツバンド登場を発表し、それに対応するウォッチフェイスがまもなく公開されるとも明らかにした。
このバンドは予約注文が可能で、アップルは米国時間5月5日の段階で「来週」から販売を開始すると述べている。
その発表文の末尾をよく見ると、多くの人が見落としている重要な一文がある。「プライドハーモニーの文字盤とiPhoneおよびiPadの壁紙は、近日公開されるwatchOS 11.5、iOS 18.5、iPadOS 18.5のソフトウェアアップデートで提供されます」とアップルは記しているのだ。
これ3つつのソフトウェアアップデートは通常、同じ日にリリースされる。そしてウォッチバンドが来週店頭に並ぶ以上、ソフトウェアだけが遅れるとは考えにくい。
こうしてアップルはひそかに、iOS 18.5のリリース日が米国時間5月12日から始まる週になることを示唆したことになる。では、具体的には何日なのか。
iOS 18.5のリリース日
アップルは通常、月曜日または火曜日にソフトウェアをリリースすることを好む。今回の動きを見るかぎり、スケジュールどおりに進んでいると考えられるため、筆者の推測では米国時間5月13日が有力だ。ただし、アップルがリリース候補の完成度に満足していれば、米国時間5月12日に前倒しされる可能性もある。
