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2025.05.08 08:15

SNS勢力図に変化、Xは苦戦のなかThreadsの現在地

SNSを利用する理由として「友人・知人・家族との連絡や交流」で90.2%も占めたのが「LINE」で同様のチャット型サービスを圧倒している。

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一方、テキストが主体のSNSでは、「X」が「趣味や興味のある情報の収集」でダントツトップの52.7%で、「最新ニュースや時事情報の取得」が30.1%と続いており、情報収集が主な利用目的であることがわかる。

動画主体のSNSでは、「YouTube」も「TikTok」も「趣味や興味のある情報の収集」がトップだが、2位が前者は「暇つぶしやリラクゼーション」、後者は「コンテンツの利用」とわかれている。スワイプして流れてくる動画を眺めるのか、見たい動画を見つけて見るのかの差かもしれない。

また、画像を主体としたSNSでは、「Instagram」「Pinterest」が「趣味や興味のある情報の収集」が中心なのに対し、「BeReal.」は「友人・知人・家族との連絡や交流」の目的がトップ。クローズドの性質が強いようだが、「Instagram」も「友人・知人・家族との連絡や交流」が2位に入っており、クローズドでの利用も多いことが伺える。

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今後も利用したいかの問いには、「LINE」や「YouTube」は利用したい人が8割前後と多く、「X」や「Instagram」は半数程度。Xの対抗馬である「Bluesky」が4割程度と他のサービスよりも多く、利用者にとってはポジティブな印象なのでしょう。

普段からSNSを使い分けて利用している人がほとんどだと思うが、一日のうちかなりの時間をSNSに奪われているのも事実。情報収集やコミュニケーションは大切だが、時間を奪われすぎないように気をつけたいところだ。

出典:ネオマーケティング「SNSの利用について」より

文=飯島範久

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