また、ホバーボードは1台100ドル(約1万4400円)程度と安価でもあるので、それと地雷と組み合わせた自爆無人車両は自爆ドローンのように消耗品として使える。各部隊は、最も価値の高い目標に対する攻撃のためだけに温存しておく必要がないということだ。
ロシア軍がホバーボードを転用して自爆ロボットを製造しているからといって、彼らがホバーボードに乗って戦闘に入ることがないとも限らない。ロシア軍の部隊でこのところ、民生品の電動スクーターの配備数が増えているのは注目に値する。
この戦争で戦車や装甲車、トラックなどの車両を1万7000両近く失ったロシア軍は、戦場の移動手段の確保に焦燥感を募らせている。兵士らはすでに、電動スクーター、ラーダのコンパクトカー、老朽化したGAZ-69ライトトラック、少なくとも1台のバスなどに乗って攻撃に向かっている。
もしホバーボードが無人車両のパーツとして以上に兵士の襲撃用の乗り物として役立つと判断されれば、ホバーボードはロシア軍の戦場の移動手段としてスクーターやコンパクトカーの仲間入りを果たすことになるかもしれない。
ホバーボードは襲撃車両としてなら、戦闘で生き残るチャンスが多少はあるだろう。自爆UGVの足回りに使われる場合は、一度きりの出撃ということになる。


