伸び悩むCopilot
同サイトによれば「要するに、消費者は決断を下す時期だ。Windows 10のサポートは2025年10月14日に終了する予定であり、マイクロソフトは今回の新しい投稿に加えて、フルスクリーンのポップアップで注意喚起を行っている」という。では、なぜここまで強く、Copilot+ PCへの買い替えを促すのか。
XDA-Developersは「最近の報告が、このAIハードウェアの採用を促す動きの中心にあるのかもしれない。その報告によると、毎週Copilotを使っているユーザーは『わずか』2000万人で、ChatGPTの4億人とは大きくかけ離れている。しかも採用率は頭打ち状態のようだ。マイクロソフトが早急に何らかの手を打たなければ、この2000万人という数字はそのままか、あるいは減少するだけで、同社がこの技術に数十億ドル(約数千億円)を投じたことを考えると理想的なことではないだろう」と述べている。
これに対してマイクロソフトは異なる見解を示している。「初期の反応は想像を超えていました。これほど短期間で新たなカテゴリーが普及した例はありません。1月にお伝えしたように、米国のホリデーシーズンに売れた高価格帯ノートPCの15%がCopilot+ PCだったのです」。いずれにせよ、同社がさらに多くの、何百万台ものPCを販売したいと考えているのは明らかだ。
なおCopilot+ PCに乗り換えた際には、冒頭に挙げたRecallも利用することになる。この機能は、PCでのすべての操作を記録し、最新のセキュリティアップデートを適用するよう動機付けるものだ。それは失うことのできない恐ろしいデータの宝庫だ。すでに報じられているように、この機能をオンにするユーザーへの最新の警告は「周囲に知らせておくこと」だ。ほかの人々のデータも同時に記録されることを忘れてはならない。


