2025.05.03 12:00

米フォーブスが選ぶ「日本のスポーツカー黄金期」を代表する5台

ホンダ NSX(本田技研工業)

トヨタ スープラ(1993年発表)

トヨタ スープラ RZ(トヨタ自動車)
トヨタ スープラ RZ(トヨタ自動車)

特徴:直列6気筒ターボ「2JZ-GTE」エンジン、チューニングに対する強靭な潜在能力、バランスの優れたシャシー

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最高の1台である理由:4代目(日本国内では2代目)スープラの特にツインターボ仕様は、自動車の世界における象徴的存在だ。その3.0リッター直列6気筒エンジンの最高出力は公称280馬力(それ以上であることも多い)だが、適切な改造によって1000馬力を超えるパワーにも対処できる能力を備えている。ゲトラグ製「V160」型6速マニュアル・トランスミッション(「RZ」グレードに搭載)、流麗なデザイン、傑出した性能から、A80型スープラは時代を越えて人々を魅了する日本製スポーツカーの1台となった。

マツダ RX-7(1991年発表)

マツダ RX-7(マツダ)
マツダ RX-7(マツダ)

特徴:排気量1.3リッターのツインローター「13B-REW」ヴァンケル型ロータリーエンジン、軽量設計、ほぼ完璧な前後重量配分

最高の1台である理由:FD型RX-7は、高回転型ロータリーエンジンと、軽量で空気力学的に優れたボディの組み合わせにより、俊敏でスリルに満ちた運転体験が得られるクルマとなった。大小2基のターボチャージャーを備えたシーケンシャルツインターボは、スムーズでレスポンスに優れたパワーを発揮する。独特のスタイリングと正確なハンドリングは情熱的な運転好きの人々を魅了した。RX-7のロータリーエンジンは、細心なメンテナンスを必要とするものの、スポーツカーの世界で唯一無二の存在であり、類まれなスムーズさと高回転の興奮を提供する。

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翻訳=日下部博一

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