キャリア

2025.05.06 14:00

10人中9人が遭遇、離職率を高める職場での「えこひいき」

Meeko Media / Shutterstock

えこひいきがある職場で注目されるには

誰だって、自分の努力を認めてほしい。職場でのえこひいきは、自分たちが上げた素晴らしい成果に影を落としかねない。だが、職場で一目置かれるためのポジティブな方法は存在する。研究によれば、上司に一目置かれるために、ことさら声高に、耳障りなほどアピールする必要はない。注目を浴びるまでには時間と労力が必要だが、その見返りは努力に見合うものだ。

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ごく一部の社員が注目を一身に集めるえこひいき環境のなかで、自慢することなく、努力に気づいてもらうための10の方法を、以下に紹介しよう。

1. 自分ではなく同僚をほめる
2. 自分なりの「知名度戦略」を立て、気付いてもらう方法を考える
3. すべてのプロジェクトの進捗に目を光らせる
4. 仕事につまずいている同僚がいたら手を貸す
5. 細部に注意を払う
6. 積極的に新しいアイディアを出す
7. 期待以上の働きをする
8. ほかの誰かのために自分の時間を割く
9. 境界線を明確にして、断るべきときには断る
10. 問題ではなく、問題解決にフォーカスする

SideHustle.comのフアンは、幹部社員にとって、職場でのえこひいきに対処することがなぜ重要なのかを強調している。「現代の労働者は、フリーランスやリモートワーク、小規模な起業といった形で、これまでの会社員が通常得られなかったような自律性を手にしている。企業は、えこひいきに関して責任ある形で対応しないかぎり、最も優れた社員をギグエコノミーに奪われていくリスクを負うだろう」。

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forbes.com 原文

翻訳=的場知之/ガリレオ

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