また夏が来る。オフィスのエアコンのことを考えると気が重いという人もいるだろう。事実、エアコンの効きすぎで体調を崩したという人が少なくない。オフィスのエアコン問題、本格的な夏になる前に考えておこう。
インターネットリサーチ事業などを展開するNEXER(ネクサー)は、業務用エアコンの販売施工などを行うエアコンフロンティアと共同で、現在会社に勤めている男女400人を対象に「オフィス内のエアコン設定温度に関するアンケート」を実施した。それによると、オフィスでのエアコンが「寒すぎる」または「暑すぎる」と感じたことのある人は約6割に達した。

エアコンによって体調を崩してしまった人は2割。5人に1人と聞くと少数派に思えるが、体調を崩さないまでも不快な人はもっと多いはずだ。

体調を崩した人に、暑すぎたのか寒すぎたのか、どちらかと尋ねると、「寒すぎた」が7割近い。「寒くて頭痛を起こしました」、「風が当たりすぎておかしくなった」など、エアコンの温度や風による「被害」を訴える人は女性だけでなく男性にもいる。

寒すぎる、または暑すぎると感じたときに、どんな対策をしているかを質問すると、もっとも多かったのが(寒いときは)ブランケットなどを羽織るというものだった。2位はリモコンで温度を調整する、3位は我慢するとなった。




