5. チーム内における自分の役割を過小評価する
「私たちは新しいプラットフォームを立ち上げました」「私たちはこのプログラムをリリースしました」──こんな言い回しはやめよう。仕事上の成果について説明するとき、冒頭で「私たち」を出すのはいいにしても、主語をずっと複数形のまま続けるべきではない。
最初に仕事仲間について言及したあとは、自分自身の貢献を語るべきだ。聞き手は、チーム内におけるあなたの役割は何だったのか、あなた個人が具体的にどんな唯一無二の貢献を果たしたのかを知りたいのだ。
例えば、こんなふうに話してみよう。「私たちはこの新しいプラットフォームを立ち上げました。そのなかで私は、ユーザーフィードバックのデータを収集し、チームに改善のための提案を行いました」。
以上で紹介した5つの失敗のなかに、あなたにあてはまるものはあっただろうか? 心当たりはひとつ、それとも複数あっただろうか?
図星だと思った人は、今が変化のときだ。自分の価値を隠すのはやめよう。言語表現を洗練させ、影響力を持つようにしよう。今こそ、あなたの真価を世界に見てもらうときだ。


