キャリア

2025.04.30 17:30

今すぐ直すべき行動5選、「デキる人」なのに自分のチャンスを閉ざす残念な習慣

fizkes / Shutterstock

1. 謙遜表現で話を始める

「私は単なる……」「私は……しただけです」「あれはただの……でした」。こんなふうに話した心当たりはないだろうか? 正直なところ、日常生活のどこかでこうした言い回しをすることは誰にでもある。だが、こうした謙遜表現で話を始めると、聞き手はあなたの価値を過小評価する。あなたが本当に達成したことから注意がそれ、そのあとに言うことはすべて、蛇足であるような印象を与えてしまうのだ。

advertisement

単刀直入に本題に入り、自分の成果をしっかり自分のものとして語る習慣をつければ、あなたの貢献が軽んじられることはない。さらに力強さを出すには、謙遜表現の代わりに、パワフルでインパクトがある言い回しを取り入れよう。

例えば、こうした表現だ。「私は先頭に立ちました」「私は(チームを)率いました」「私は中核的な貢献を果たしました」。

2. 要件に100%マッチする求人にしか応募しない

もうひとつ、意外な事実をお教えしよう。Harvard Business School(ハーバード・ビジネス・スクール)が2024年に行った研究によれば、求人に応募する際、女性は概して、男性よりも自分の価値を低く見積もりがちだ。

advertisement

この結果は、古くからHPの社内レポートとみなされている情報とも符合する。男性求職者は、基準の60%しか満たしていなくても求人に応募するのに対し、女性求職者は、職務記述や要件を100%満たしてからでないと応募しないのだ。このことは、特定の分野や職位において、いまだに女性の割合が低い理由のひとつとなっている。

一般則として、求人やキャリアの上昇機会を目の前にしたら、自分が基準の少なくとも70%を満たしているかぎり、迷わず応募すべきだ。どこまでも居心地がいい仕事にしか応募しないのでは、快適だが「そこそこ」の域を抜け出せないし、キャリアや給与が上がることもない。要するに、自分で自分を型にはめてしまっているのだ。

次ページ > 3. これまでの成果を簡潔にまとめて説明しない

翻訳=的場知之/ガリレオ

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事