グーグルは、同社が誇る最も高度なAIモデルやプレミアム機能を利用できるGemini Advanced へのアクセスを、追加の購入方法によって提供する新しいAIサブスクリプションプランを用意しているようだ。
現在、個人がGemini Advancedを利用できるようになる方法は月額19.99ドル(日本では2900円)の「Google One AI Premiumプラン」を契約することだけだ。しかし、Android Authorityの最新レポートによれば、Google Photosアプリのコードに2つの新たなサブスクリプションプランが隠されていることが判明し、その状況が変わる可能性が高い。
Gemini Advancedの新サブスクリプションプラン
コード内で見つかった新サブスクリプションは、今のところ「Premium Plus AI」と「Premium AI Pro」という名称で呼ばれており、既存の「Premium AI」オプションや、昨年同様の手法で明らかになった非AIプランである「Lite」と並んでいる。
レポートによれば、これら2つの新プランの料金や機能の詳細は不明で、名称自体もリリース前に変更される可能性がある。ただし、「Premium Plus AI」と「Premium AI Pro」は、現行の「Premium」プランを上回る機能を提供し、それにともない価格も上昇すると考えられる。安価な方法でGemini Advancedを利用したいユーザーにとっては、あまり少々、残念なことになるだろう。
グーグルはすでにX(旧Twitter)を通じて、現行プランのGoogle One AI Premiumについて割引がある年額プランを提供する計画を発表している。しかし通常、グーグルは同じプランの月額プランと年額プランで名称を変えないため、この割引のある年額プランが新プランのいずれかに適用される可能性は低い。結果として、現行より安くGemini Advancedを利用する手段は、この年額プランに限られるだろう。



