モビリティ

2025.04.28 12:00

ベゾスが出資するSlate Auto、「290万円」の低価格EVトラック発売へ

Slate Truck(Slate Auto)

またマスクは、2020年のイベントでも、「3年以内に2万5000ドルのEVを作ることを目指す」と発言していた。しかし、伝記作家のウォルター・アイザックソンによると、マスクはその後、社内のチームに自動運転車開発に注力するよう促し、廉価版EVのプロジェクトを中止させたという。

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ロイターは2024年4月、マスクが中国企業との競争を理由に安価なEVの計画を撤回したと報じたが、マスクはこれを受けてX(旧ツイッター)に「ロイターは嘘をついている」と詳細を明かさずに投稿した。しかし、彼はその数カ月後の決算説明会で、投資家から2万5000ドルのモデルについて問われた際に、「自動運転ではない2万5000ドルのEVには意味が見いだせない。バカげている」と発言している。

マスクは、代わりにテスラが2026年に量産体制に入る予定のCybercab(サイバーキャブ)について説明した。2万5000ドルで発売予定とされるこの車両は、ハンドルやペダルがない完全自動運転のクルマだとされている。

Slate Autoのトラックは、現在の市場で最も安価なEVとなる見込みだ。最も安いテスラのEVは、連邦税額控除後で4万1000ドル(約589万円)からとされている。

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Slate Truck(Slate Auto)
Slate Truck(Slate Auto)

ベゾスとマスクは宇宙ビジネスにおいてもライバル関係にある。ベゾスは2000年にブルーオリジンを設立し、マスクは2002年にスペースXを創業した。ベゾスは「汚染産業を地球から宇宙に移す」ことを目指している一方、マスクは火星に「持続可能なコロニーを建設すること」を目標としている。

フォーブスは、世界で最も裕福な人物であるマスクの保有資産を25日時点で3821億ドル(約54兆9000億円)と推定している。一方、世界2位の富豪であるベゾスの資産を2029億ドル(約29兆1000億円)と推定している。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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