2025.04.27 13:00

「初めて」のソロキャンプ、楽しみ方と注意点を専門家がアドバイス

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ソロキャンプ初心者に最も多い失敗(避けるようにしたいこと)

ソロキャンプ志望者が理解しておくべき最も重要なソロキャンプのルールは、「準備」であるとプールは強く主張する。「懐中電灯から焚き火用のライターまで、キャンプに必要なものを忘れても、他の人を頼ることができません」とプールは言う。

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ソロキャンプを計画している人に向けて、初心者がやりがちな「失敗」をプールはいくつか挙げた。以下のことに注意して、初めてのソロキャンプに挑戦しよう。

予備のバッテリーパックを持って行かない

携帯電話など充電式機器のバッテリーは十分に充電しておいた、と思うかもしれない。しかし、旅先では何が起こるかわからない。一人で旅をするなら、予備として100%充電済みのバッテリーパックを少なくとも2個以上は携帯するべきだと、プールは強く勧めている。

事前に持って行く物のリストを作成しておかない

「出発前日の夜まで荷造りを先延ばしにしないこと(特に初めての一人旅の場合)」とプールは忠告する。「必要だと思う以上に持っていくことを勧めます。いつだって『必要ないけれど持っている』ほうが、『必要なのに持っていない』よりも良いからです」

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現地の気候を考慮しない

「荷物を準備する際には、現地の気候と実際に必要なものをよく考慮することです」とプールは言う。「例えば、真夏のフランスで2〜3日過ごすなら、完全防水のレインコートや厚手の上着は必要ないでしょう。経験を積むほど、本当に必要なものとそうでないものをきちんと判断できるようになり、すばやく完璧な荷造りができるようになります」

クレジットカードだけに頼る

持って行く装備に抜かりがなければ、あとはスマートフォンとクレジットカードがあれば大丈夫だと、あなたは思うかもしれない。しかし、プールは余分な現金を持っていき、それを常に携帯することを推奨する。「緊急時の軽食を買うための現金や、携帯電話の電波が通じない場所で駐車場代として数枚の硬貨が必要になるかもしれません」と、プールは語る。

以上のことに気をつけながら、今年の夏季休暇や連休にはソロキャンプに挑戦してみてはいかがだろうか。一人旅の人気が高まっている中でも、おそらくソロキャンプは本当に自分自身と向き合い、自然の中で変革的な休暇を楽しむ最高の方法だ。

forbes.com 原文

翻訳=日下部博一

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