パターン2:オーバーパフォーマー(愛が条件付きだった)
感情面で距離のある養育者のもとで育ったり、大きな期待を背負って生きてきた場合、「愛は獲得しなければならない」という痛ましい概念を学んでいるかもしれない。最高の成績や非の打ちどころのない行動、尽きることのない親切心など、あなたの価値はあなたの人となりではなく、あなたがどれだけ「できる人」かということに結びついていた。
大人になってからも恋愛関係でそのパターンは続くことが多い。2人の計画を立て、相手の誕生日を覚えておく。近況を尋ねるのはいつも自分からで、相手の感情を制御することさえあるなど、「面倒を見る人」になる。相手のために何かをしていなければ不安になり、相手が同様のことを自分のためにしてくれなければ腹を立てるかもしれない。だが、内心では「相手のためにあれこれ尽くすことをやめても、付き合ってもらえるだろうか」と恐れていることが多い。
これを解決する方法は簡単で、相互に思いやるようにするといい。専門誌『Communication Monographs(コミュニケーション・モノグラフ)』に2021年に掲載された研究によると、ちょっとした気遣いやサポート、寄り添いといった感情的な支えを相手から一貫して受けると、関係を維持するための感情的な負担である「関係負荷」が軽減されることがわかった。この効果は特に男性側で大きかったが、女性の共同体的な考え方、つまり「私」ではなく「私たち」という姿勢が双方の認知機能を高めることも示された。
オーバーパフォーマーの人にとって、ストレスは気のせいではない。現実に抱えているものであり、あなたの感情や精神を追い詰める。しかし、相手のために何かをしてストレスを抱えるという流れを変えることもできる。健全な愛は、どちらかが常に過度に与えるのではなく、互いに与え合うことによって深まる。
「私のこの行為は愛からのものだろうか、それとも恐れからだろうか」と自問することから始めるといい。加えて、罪悪感なしに相手に与えてもらうことにも慣れよう。時には相手にリードしてもらう。謝らずに断ったり、正当化せずに休んだりしてもいい。自分の価値は獲得するものではなく、受け入れるものだ。


