2025.04.28 16:15

GW中の予算、5千円未満が2割超に 「結局、家でゴロゴロ」が最強か

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いよいよGWが始まるが、今年も最大11連休と言われているものの、実際にはどのような過ごし方をするのか。mitorizが消費者購買行動データサービスの会員を対象に「大型連休に関する調査」を実施し、結果を公開している。

それによると、実際に休暇が取れる日数として、一番多かったのが「休暇なし」の14.9%。休暇がされる人の中では7日が13.2%でトップだった。11日取れる人も7.7%いる一方、自営業や会社経営者では休暇なしも27.1%と、2極化していることがわかる。

連休は誰と過ごすかの問いには、同居の家族がもっとも多く56.7%。ただ、若い人は友人・知人やパートナー・恋人と過ごす割合が高く、家族とは4割強にとどまっている。

この連休、何をして過ごすかの問いには、「何もせずゆっくり過ごす」が昨年に続き38.5%でトップ。傾向としては、食事や趣味、ショッピング、ドライブが多く、国内旅行は8.3%、海外旅行は0.6%にとどまっており、遠出をするよりは自宅や近場で過ごすという人が多いようだ。

連休の予算としては、もっとも多いのが5000円未満の20.5%で、2万円未満が6割弱。5万円未満が約9割となっており、近場であまりお金もかけずにのんびり過ごす傾向にあることを示しているといえる。

GWは長期の休暇を取りやすいものの、どこへいっても混んでいるし、宿も飛行機代も高いため、お金を払って疲れに行くことを避け、ゆっくり身体を休める期間にするという考えの人が増えてきているのかもしれない。逆にGWは仕事に当てて、空いている時期に休んでリフレッシュするという人もいるだろう。

ライフスタイルの変化で、GWの過ごし方やあり方も変わっていくかもしれない。

出典:mitoriz「大型連休に関する調査」より

文=飯島範久

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