Forbesが4月14日に発表した「韓国の富豪50人」ランキング最新版の43位に初登場したのが、美容機器メーカーClassys(クラシーズ)の創業者のチョン・ソンジェ(57)だ。彼の推定保有資産は、7億6000万ドル(約1100億円)とされている。
韓国の化粧品や美容機器への人気が高まっていることを受けて、Classysの株価はここ1年で50%以上急騰した。韓国当局のデータによると、2024年、韓国の化粧品輸出額は前年比21%増の102億ドル(約1兆5000億円)に達し、過去最高を記録した。
Classysの2024年の売上高は、前年から3割以上伸びて2430億ウォン(約240億円)に達していた。このうち67%が海外からの売上で、純利益は32%増の980億ウォン(約100億円)だった。
ソウルの江南地区に拠点を置くClassysは、元皮膚科医のチョンが2007年に創業した企業で、韓国のみならずオーストラリアやブラジル、タイ、アメリカなどの80カ国以上に製品を輸出している。同社の主力製品である高密度焦点式超音波(HIFU)機器「ウルトラフォーマーMPT」は、超音波で肌を引き締めてリフトアップし、コラーゲンの生成を促すとされている。
米ベインキャピタルは2022年、Classysの発行済み株式の60%を、6700億ウォン(当時のレートで約640億円)でチョン夫妻とその家族から買い取った。この取引直後にチョンは、Classysの経営を会長兼CEOのベク・スンハンに引き継ぎ、ベインキャピタルのネットワークを活用して海外展開を強化するための体制を整えた。チョンの資産の大部分はこの株式売却によるものであり、彼と家族らは今もClassysの少数株を保有している。



