キャリア

2025.05.01 08:15

日系・外資ミドルキャリア層格差実態、「年収1000万円超」の外資系割合は?

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調査結果詳細

1. 外資系企業、働きがいと働きやすさで日系企業を上回る~プラチナ企業の特性が顕著~

「現在の仕事の働きがい」について質問したところ、働きがいを「感じている」「どちらかといえば感じている」と回答した従業員の割合は、外資系企業では60%、日系企業では50%となりました。【図1】

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また、「現在の勤め先の働きやすさ」について質問したところ、働きやすさを「感じている」「どちらかといえば感じている」と回答した従業員の割合は、外資系企業では70%、日系企業では61%となりました。【図2】

「働きがい」「働きやすさ」共に外資系企業の方が高く、特に40代において差が顕著に現れており、「働きがい」では17ポイントの差(外資系企業従業員65%、日系企業従業員48%)【図1】、「働きやすさ」でも17ポイントの差(外資系企業従業員75%、日系企業従業員58%)となっています。【図2】

この結果から、外資系企業は日系企業に比べて、従業員が「働きがい」や「働きやすさ」を感じやすい傾向にあることが明らかになり、『プラチナ企業』(=「働きがい」と「働きやすさ」の両方を評価されている企業のこと)としての特性を持つのは、外資系企業の方が多いことを示唆しています。

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また、働きがいがあると感じている人を対象に、働きがいを感じるタイミングについて質問すると、「給与が上がったとき」(外資系企業従業員43%、日系企業従業員36%)「目標を達成したとき」(外資系企業従業員44%、日系企業従業員30%)が外資系・日系企業ともに上位の結果となりました。【図3】

さらに、働きやすさを感じている人を対象に、働きやすさの理由について質問をすると、「自分のやり方で仕事を進められる」(外資系企業従業員53%、日系企業従業員43%)「労働時間が適正・融通が利く」(外資系企業従業員47%、日系企業従業員38%)が、外資系・日系企業ともに上位の回答となり、特に外資系企業において高い割合を示しました。【図4】

この結果から、達成感や報酬(給与)の増加が「働きがい」に寄与する傾向にあり、個人の裁量や労働時間の柔軟性が「働きやすさ」の要因になっていると示唆されます。これらの要素は、いわゆる『プラチナ企業』の特徴ともいえ、外資系企業は特にその傾向があると考えられます。

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エンワールド・ジャパン

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