4. 「今のあなたにとって、愛とはどういうもの?」
関係が始まったばかりのころは、手をつなぐ、抱き合う、キスをするといった身体的な接触が主な愛情表現かもしれない。しかし人生の変化とともに、私たちのニーズも変化する。仕事や子育て、介護などをこなすパートナーは今、身体的な愛情表現よりも手伝いを求めているかもしれない。以前より愛情がなくなったわけではなく、異なる形の愛が必要になるということだ。
だからこそ、「一番愛されていると感じるのはどんなとき?」と定期的に訪ねることが重要だ。
『PLOS One』に発表された2022年の研究によれば、パートナーは、自分が好む方法で愛情を表現されたとき、恋愛関係としても、性的にも、満足感が高まるという。驚くことに、共感能力が高い人でも、常に正しい方法を判断できるわけではなかった。
これは、推測だけでは不十分であること、そして、愛情表現は気づかないうちに変化していく可能性があることを証明している。あるときは愛情、あるときは自分だけの時間や空間、またあるときは肯定的な言葉や共通の目標が求められている。
愛の「手段」は、常に自発的で、相互的なものでなければならない。そして、あなたにとっての愛情表現が変わった場合、パートナーに推測させるのではなく、自分から伝えよう。黙っていると、疎外感が深まるだけだ。
5. 「私たちはいっしょに夢を見続けている? それともただ生活しているだけ?」
関係が長くなると、食事や家事、子どもの送り迎え、支払いなど、日常のリズムにはまり込んでしまうことがある。しかし、関係に再び命を吹き込むのは、将来の旅行、創作活動、新しい生き方といった共通の夢だ。
夕食後、静かなひとときを過ごすことはあるだろうか? 子どもたちが寝静まった後、2人きりでポーチに座り、昔を懐かしむことは、今でもあるだろうか? 子どもたちが大学に入ったら旅行しよう、など、将来について話すことはあるだろうか? 2人の目標は、今も絡み合っているだろうか? パートナーがあなたの未来の一部になることを想像してほほ笑むと、あなたもうれしくなるだろうか?
関係は、大げさなジェスチャーだけで築かれるものではない。自分だけの時間や空間がほしいこともあるのは、それでいい。しかし、日常に支配され、コミュニケーションが減ってしまうと、互いを「当たり前の存在」と思いがちだ。そして、関係にひびが入るのはそのようなときだ。
時おり、2人の人生をパズルとして捉え直す必要がある。パズルの絵は、絶えず新しいシーンに変化しているため、ピースを並べ直す必要がある。適切な節目で定期的に関係を見直せば、2人の人生には「大きな目標」が存在していることを思い出せるはずだ。それは、2人がいっしょに繰り返し夢を見られるような「大きな目標」だ。


