
審査員の相川はSEZOに対し、「日本にとって重要な産業である製造業に、しっかりと取り組みをしているというのが高く評価した理由です。 業務も複雑ですし、お客様のリテラシーの必要性もあると思いますので、それに対して、若さを活かしながら、長期的に粘り強く取り組んでいただきたい」とコメントを述べた。
黒明は最優秀賞の受賞を受け、「今後、長い時間をかけて根気強く製造業の課題を解決しようと思っています。この賞は、登竜門の運営のメンバーやF Ventures代表パートナーの両角(将太)さん、そしてスタッフやスポンサーの皆様のおかげでいただけたもので、本当にありがとうございます」と謝辞を述べた。
若者たちの「一歩目」には、どんな覚悟があるのか
同日、別エリアで行われたセッション「挑戦するU25に聞く! HOW TO IGNITE!」では、U25の起業家や学生が登壇し、「どうやって一歩を踏み出すか」や「他人と異なる選択肢をとることについての不安感はないのか」について議論が交わされた。
「教育を共育で変える」をミッションに掲げ、探究教育のDXを多様なプログラムで実現するMoonJapan代表取締役の藤田岳は「自分がやりたい世界とか、自分が10年、20年後どういう状態にいたいだろうって考えると、今これをやるのが最善策だった」と早稲田大学在学中に起業した胸中を明かし、「人と違うことをやっても、若いうちはむしろ得。挑戦することにネガティブな気持ちはまったくない」と背中を押した。
また、大阪国際工科専門職大学でAIを専攻し、AIエンジニアとして様々なプロダクト開発をリードしてきた木口佳南も、「自分は何者でもないと思っていたけど、一歩踏み出すことでチャンスが入ってくる。とりあえずやってみることの大切さを実感しています」と語った。

「TORYUMON TOKYO 2024 IGNITE」は、挑戦を始める若者たちの熱気に包まれて幕を閉じた。スタートアップ世界への「登竜門」としての会場に足を運んだ多くの可能性に満ちた若者たちは、ここでの出会いが数年後の彼らを大きく飛躍させるきっかけとなるのかもしれない。
実績や肩書きがなくても、自分の想いとアイデアがあれば、未来は変えられる。その可能性を信じるすべての若者たちにとって、TORYUMONはその名の通り“はじまり”を告げる場所となっている。
次回、「TORYUMON TOKYO 2025 RISE」の開催が決定した。2025年5月31日(土)「TORYUMON FUKUOKA 2025 RISE」を福岡・Fukuoka Growth Nextにて、6月28日(土)に東京・東京ポートシティ竹芝 ポートホール/ポートスタジオにて、開催予定。


