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2025.04.18 18:00

会話をすればケンカと沈黙ばかり、パートナーとの恋愛が行き詰まったら自問したい3つの「思い込み」

PhotoAlto/Alix Minde / Getty Images

3. 相手は決して変わらない

長い時間一緒に過ごしていると、パターンや好み、癖、そして目につく欠点など、相手の人となりを示すイメージ図を構築するのは自然なことだ。こうした人間像は共有した時間や相手に対して抱いてきた感情によって形成され、馴染みがあり、予想できるものだ。

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だが時が経つにつれ、この「よく知っている」という見方が凝り固まってしまう可能性がある。相手が今していることだけでなく、過去の経験から相手がするであろうと予想されることに対して反応するようになる。たとえ相手がもっと耳を傾けようとしたり、違った反応をしたり、あるいは新しい振る舞いなど、わずかな変化を見せ始めたとしても、そうした変化はあなたの頭の中にすでに存在している相手のイメージに合わない可能性があるため、認識されないままになるかもしれない。

この心理的なフィルターが、リアルタイムでの進歩に対して盲目にしている。また、中立的あるいはポジティブな行動さえも、疑いの目や拒絶の目で見られがちになる。例えば、「私が何か言ったから、相手はこうするだけだ」とか、「元の状態に戻ってしまうだろう」などと考えるようになるかもしれない。実際には、パートナーが徐々に変化しているとしても、あなたの認識は変わらない。

これはまた、別の問題も浮き彫りにする。関係が行き詰まっていると感じるとき、注意は完全にパートナーに向けられることが多い。つまり、パートナーが何を変える必要があるか、あるいはどのように成長する必要があるかと考える。だが、こうした注意があまりに強くなると、自分の役割を見落としがちになる。

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ここで重要なのはバランスだ。パートナーの成長を認識し、それを促進することは重要だが、自分の行動を振り返り、より健全で進化する2人の関係に自分がどう貢献できるかを考えることも同じくらい重要だ。

相手だけに変化を期待するのではなく、「自分の習慣や反応、期待が2人の関係の成長を阻んでしまっているのではないか」と自問してみてほしい。時には、より忍耐強く接したり、相手の努力を認めたり、あるいはコミュニケーションのスタイルを変えたりと、自分のパターンを変えることで悪循環を断ち切り、お互いが変化できる余地を作ることができる。どちらか1人だけでなく、互いが進変化を受け入れようしている場合に関係はうまくいく。

行き詰まりから抜け出す鍵は、1人だけの努力では成長しないという考え方を受け入れることにある。パートナーが変わるのを待つのではなく、まずは「自分の振る舞いをどう変えればよいだろうか」「どのようにすれば悪循環を断ち切ることに貢献できるだろうか」と自問することから始めよう。

双方が古いパターンから抜け出し、新しい視点とたゆまぬ努力の上に共になんとかしようと進んで取り組めば関係は発展する。変化はあなたから始まる。自分の役割を果たし、パートナーにも同じことを促す。そうして、より強固で適応力のある関係への扉が開かれる。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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