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2025.04.18 18:00

会話をすればケンカと沈黙ばかり、パートナーとの恋愛が行き詰まったら自問したい3つの「思い込み」

PhotoAlto/Alix Minde / Getty Images

1. ただ十分にコミュニケーションを取っていないだけ

行き詰まった関係においては、問題はコミュニケーション不足にあるように感じられることが多い。パートナーとの口論が以前より増えたり、あるいはほとんど会話しなくなったりするかもしれない。会話が不満を募らせる悪循環に陥り、「もっと話す必要がある」という考えに至ることもある。

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だが実際には、コミュニケーションを常に取っているものの、親密さが感じられる方法ではないのかもしれない。表現されているのは根底にあるニーズや感情ではなく不満、ということもままある。不満は非難や皮肉、軽蔑、沈黙といった形で現れることがあり、これらはすべて意図しないメッセージを伝えるコミュニケーションの形だ。

感情面での安心感が欠如していると、日常会話でさえも緊張感のあるものに感じられる。言葉はつながりを生むものから防御の手段へと簡単に変わってしまう。

2021年の研究では、コミュニケーションはパートナーとどれだけ話すかということよりも話し方が大事だということが示されている。研究チームによると、ネガティブなコミュニケーションが少ないときにカップルは関係に満足する傾向にあるという。

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ポジティブなコミュニケーション(褒め言葉や優しさ、積極的な傾聴など)は、長期的に見てカップルの満足度との強い関連性は示されなかった。これは、ポジティブなコミュニケーションが重要でないという意味ではなく、緊張状態にある時にポジティブな要素を加えるよりもネガティブな要素を減らすことの方が重要である場合が多いことを示唆している。

行き詰まった関係においては、非難や不満、皮肉が飛び交いがちだ。時間が経つにつれ、言い争いは議論というより相手を打ち負かす戦いのように感じられるようになる。それは理解を深めるよりも、むしろエゴを満足させるものとなる。

こうなると、問題の解決から個人的なプライドを満足させたり自分の正しさを証明することへと焦点が移る。改善するには、より「ポジティブ」になることを目指すのではなく、防衛的な姿勢や相手に対する思い込みを減らすことにフォーカスするといい。たとえ意見が合わなくても、安心して思いを打ち明けられる雰囲気になるよう、相手の気持ちを汲み取ることを心がけよう。

共感を優先し、お互いが本当に話を聞いてもらえていると感じられるようにすることでこの悪循環から抜け出せる。この変化によりこれまで以上に深くつながられるようになり、関係性は対立から協力へと変わる。

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翻訳=溝口慈子

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