2025.04.16 11:30

小さな電動スーパーカーが「上下逆さまで走行」できることを実証

マクマーティ・スピアリングは2000kgものダウンフォースを発生させることができる。上下逆さまになっても走行できるほどだ。(McMurtry Automotive)

最も感銘を受けるのは、マクマーティがこの車を一般に向けて販売するということだ。同社はこのプロトタイプをさらに進化させ、「Spéirling Pure(スピアリング・ピュア)」と名づけられた市販バージョンを100台限定で、税別89万5000ポンド(約1億7000万円)という価格で発売することを計画している。

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同社の主張によれば、この車は停止状態から時速60マイル(約96.6km/h)まで1.55秒で加速し、1/4マイル(約402m)の距離を8秒で走り切るという。コーナリング時に横方向に発生する加速度は最大3G(地球の重力の3倍)、最高速度は時速185マイル(約298km/h)に達する。

車両サイズは、全高が伝説的な「フォードGT40」と同じ40インチ(約1016mm)、全長146インチ(約3708mm)、全幅70インチ(約1778mm)。顧客への納車は2026年に開始が予定されている。

上下逆さまになった状態でステアリングを握るトーマス・イェーツ共同設立者兼CEO(McMurtry Automotive)
上下逆さまになった状態でステアリングを握るトーマス・イェーツ共同設立者兼CEO(McMurtry Automotive)

上下逆さまの車を運転した世界で最初の人となったイェーツは、この実験をさらに拡大する計画があることを示唆した。「今回のデモンストレーションは興奮すべき実証となったが、専用に造られた小型の装置を使ったものだ。しかし、これはおそらく可能なことの始まりに過ぎない。さらに長い上下逆さまのコースか、この実験に適切なトンネルがあれば、さらに長い距離を上下逆さまの状態で走行できるだろう! マクマーティ・オートモーティブのチーム全員に大きな祝福と感謝を贈りたい。特にこの車とファンシステムの開発に携わったエンジニアたち、彼らは今日のヒーローだ」とイェーツは語った。

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forbes.com 原文

翻訳=日下部博一

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