経済・社会

2025.04.18 10:15

再生か衰退か ― 元米国外交官が語る「日米の絆と、日本の未来」

北カリフォルニア・ジャパン・ソサエティ(JSNC)ラリー・グリーンウッド会長(右)と著者 Courtesy of the Author

日本は復活できるのか?

吉川:これらの課題があるなかで、大局的には日本の未来について楽観的ですか? それとも悲観的に見ていますか?

advertisement

ラリー:期待をもって見てはいますが、復活するために必要な残りの時間が限られています。日本はこれまでも苦境の中で幾度となく自己改革をしてきた国です。しかし、アメリカのように失敗しても再起できる時間的な余裕は今の日本にはないのです。だからこそ、今すぐに行動を起こさないと手遅れになってしまいます。

良いニュースは、日本には復活に必要な要素がすでに揃っていることです。世界トップレベルの制度、高い教育水準の人材、そして勤勉な労働倫理。ただし、自らを変える大きな覚悟が必要です。正しい改革を実行すれば、日本は経済的な活力を取り戻し、アジア、そして世界において再びリーダーシップを発揮できると信じています。

吉川:最後に一言お願いします。

advertisement

ラリー:日本には、もう「仕方がない」と言っている余裕はありません。いま下す判断が、今後数十年の未来を左右します。才能も、インフラも、ポテンシャルもすでにあります。あとは「行動する勇気」があるかどうかです。

吉川:おっしゃる通りだと思います。正に、勇気と覚悟こそが今求められていると思います。ラリーさん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

文 = 吉川絵美

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事