(8)マカ
マカ(Lepidium meyenii)は、南米ペルーのアンデス高地に自生するアブラナ科の植物で、「アンデスの人参」とも呼ばれます。標高4000m以上という厳しい環境でも育つ生命力の強さから、滋養強壮・活力サポートのハーブとして長年親しまれてきました。日本でも古くから男性にはなじみのあるサプリメント成分ですよね。
マカにはビタミン類、ミネラル、アミノ酸、植物ステロールなどの多様な栄養素が含まれ、近年ではホルモンバランスやスタミナ、性機能に関する研究も行われています。近年では特に男性だけでなく、女性のPMSや更年期のバランスサポートとしての報告もあるなど、性別問わず注目される成分のひとつです。
以下に、関連する研究例を紹介します。
● 活力・性機能に関する報告
ペルーの成人男性57名を対象とした無作為化二重盲検試験において、マカ(1.5g〜3g/日)を12週間摂取した群では、主観的な性欲スコアの改善が見られたと報告されています(Gonzales et al., Andrologia, 2002)。この変化は、血中ホルモン濃度とは関係なく現れたとされており、マカ特有の作用がある可能性が示唆されています。
● 運動パフォーマンスのサポート
アスリートを対象に行われた研究では、マカを14日間摂取したグループが、持久力テストで有意にタイムを短縮したという結果もあります(Stone et al., Journal of Ethnopharmacology, 2009)。
● ストレス耐性・気分サポートの可能性
日本の研究では、マカ抽出物を摂取した被験者の主観的な不安スコアが改善したという報告もあり、アダプトゲン的な働きがあるのではないかと考察されています(Ishikawa et al., eCAM, 2008)。
摂取とタイミングについて
一般的には1日500〜1500mg程度が継続摂取の目安とされ、朝〜昼の活動時間帯に摂ると活力サポートに向いているとされています。植物性でマイルドな作用のため、他のハーブとの併用でもバランスを崩しにくいのも利点です。
私は現在、マカを500mg/dで摂取しています。トンカットアリのようなハードな刺激ではなく、日常的な“基礎活力の底上げ”にじんわり効いてくる感覚があります。


