(6)アスタキサンチン
アスタキサンチンは、エビ・カニ・サケ・イクラなどに含まれる赤橙色の天然色素で、カロテノイドの一種です。特にサケの筋肉が長距離を泳げるほど強靭なのは、このアスタキサンチンの抗酸化力によるものとも言われています。
最大の特徴は、脂溶性抗酸化物質としてトップクラスの抗酸化力を持ち、ビタミンCの約6000倍、コエンザイムQ10の約800倍の抗酸化作用があるという報告もあるほどです。細胞膜、特に脳・目・肌など脂質の多い部位に対して、非常に高い保護力を発揮します。
以下、効果とエビデンスになります。
● 目の疲労・視機能の改善
複数のヒト臨床研究において、アスタキサンチンの継続摂取によりピント調節機能の改善、眼精疲労の軽減、視力の安定化などが報告されています(Nagaki et al., Journal of Clinical Therapeutics & Medicines, 2002)。ブルーライトや長時間PC作業にさらされる現代人には非常に相性の良い成分です。
● 紫外線ダメージからの肌保護
アスタキサンチンは肌の真皮層に届き、紫外線による酸化ダメージやシワ・たるみを抑制する作用が確認されています(Yamashita, Carotenoid Science, 2006)。内服でUV対策ができる“飲む日焼け止め”のような存在として、美容業界でも注目されています。
● 筋肉疲労の軽減・運動パフォーマンスの向上
アスリートを対象とした研究では、アスタキサンチン摂取群で筋肉疲労の回復が早まり、持久力が向上したという結果もあり、持続的な身体パフォーマンスを支える抗酸化成分として期待されています(Sawaki et al., Journal of Clinical Therapeutics & Medicines, 2002)。
脂溶性であるため、オメガ3やCoQ10と一緒に摂るのが理想的
アスタキサンチンは脂溶性なので、食後や脂質と一緒に摂取することで吸収率が大きく上がります。とくに、DHA・EPAやCoQ10など他の脂溶性栄養素と同時摂取することで相乗効果が期待できます。
私は現在、アスタキサンチンを12mg/dで摂取しています。PC作業の多い日でも目が疲れにくく、肌の乾燥や紫外線ダメージも受けにくくなった感覚があり、内側からの“守り”として頼りにしている成分です。


