3) 肝臓解毒系とビタミン・ミネラル・その他-
(11)シリマリン(ミルクシスル)
シリマリンは、キク科の植物「ミルクシスル(オオアザミ)」の種子から抽出されるフラボノイド複合体で、伝統的に肝臓の健康維持に用いられてきた成分です。現代でも、ヨーロッパを中心にサプリメントや植物性医薬品として使用されており、肝機能をサポートする可能性がある成分として多数の研究が蓄積されています。
特にアルコール、薬剤、環境毒素、加工食品、サプリメントの多用などにより肝臓への負担が大きい現代人の“肝ケア”の選択肢として、サプリメントでの摂取が検討されています。
私は紹介している通り、大量のサプリメントを飲んでいるので肝臓へのアタックがはかり知れません。その意味でも肝臓を大切にするためにこのサプリを飲んでいます。
以下に、参考となる研究例を紹介します。
● 肝機能マーカーの改善報告
B型肝炎患者に対してシリマリンを投与した臨床研究では、ALTやASTといった肝酵素の値が有意に改善されたという報告があります(Feher et al., Orvosi Hetilap, 1989)。また、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)においても、シリマリン摂取群で肝機能の改善が観察されたというメタ分析も存在します。
● 抗酸化・抗炎症作用による肝細胞保護
シリマリンには活性酸素種(ROS)の除去作用や、グルタチオンレベルの維持に関わる働きがあり、これが肝細胞の構造的な保護に寄与しているのではないかと考えられています(Saller et al., American Journal of Medicine, 2001)。
● 海外では医薬品扱いの国も
ドイツなど一部の国では、シリマリンが肝疾患の補助治療薬として医師から処方されるケースもあり、長期的な使用データが蓄積されています。
摂取とタイミングについて
通常、1日あたり140〜420mgの範囲で分割摂取されることが多いとされます。脂溶性のため、食後に摂ることで吸収が安定しやすく、胃への刺激も軽減できます。
私は現在、シリマリンを300mg/d(他、肝機能サポート複合サプリ)で摂取しています。とにかく飲んでいるサプリの種類が多いので“翌朝の重さ”が出にくい感覚があり、バックアップとして安心感のある成分です。


