『The King of Kings』が『A Minecraft Movie』とともに劇場公開される新作5本をリード
さて、4月11日には全米で5本もの新作映画が拡大公開されたにもかかわらず、『マインクラフト/ザ・ムービー』の第2週目の数字が非常に好調なのは印象的だ。ここで他の作品もみてみよう。
Angel Studios製作の聖書の世界を描いたアニメ映画『The King of Kings(ザ・キング・オブ・キングス)』は、Deadlineによると、北米3200館での初週末に1800万ドル(約25億7000万円)超の興行収入を見込み、米国内ランキングで2位に入る可能性が高いという。
この作品は、チャールズ・ディケンズの古典小説『The Life of Our Lord(主イエス様の御生涯)』を原案としており、オスカー・アイザックがイエスの声を、ピアース・ブロスナンがポンティウス・ピラトの声を担当している。さらに、ケネス・ブラナーとユマ・サーマンがチャールズとキャサリン・ディケンズの声を務めている。
20th Century Studiosのスパイ・スリラー『アマチュア』(アマチュア)は、ラミ・マレックとローレンス・フィッシュバーンが出演し、Deadlineの予測では3400館で約1500万ドル(約21億5000万円)の興収が期待されている。一方、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』などで知られるアレックス・ガーランド監督によるイラク戦争を題材にした実話をベースとしたム映画『Warfare』は、A24が製作し、北米2670館で公開され、同誌は約800万ドル(約11億5000万円)の興行収入を予想している。
もう1本の新作である、ミーガン・フェイヒーとブランドン・スクレナーが出演するミステリースリラー『Drop』は、3085館で約770万ドル(約11億円)の興行収入を見込み、全米ランキング5位前後になると見られている。
なお、週末の興行成績は土日を通じて最新の情報で更新される予定であり、最終的な数字は月曜日に公表される見通しだ。


