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2025.04.21 18:00

波乱に満ちた結婚生活でも長く続く、心理学者がふたりに贈る真の教訓

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3. 多くのものを相手に求めない

ほとんどのカップルはある時点で同じ認識に至る。パートナーは、あなたのソウルメイト、セラピスト、親友、ファイナンシャルプランナー、精神的な支えを同時に務めることはできないというものだ。相手へのこうした期待は愛ではなくプレッシャーを生み出す。

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本当の変化は、お互いを補い合う2人で1人の「片方」になろうとするのをやめ、代わりにいっしょに何かを作り上げるそれぞれの人間になることで起こる。そうすれば、パートナーが満たしてくれないニーズに目を向けるのではなく、パートナーのありのままの姿に感謝と賞賛の気持ちを抱くことができる。

相手に対する非現実的な期待をを改め、パートナー以外にサポートを求める方法には以下のようなものがある。

プレッシャーの原因を認識する:「これは本当に相手から得る必要があることなのか、それとも『完璧なパートナー』が提供すべきだと言われてきたことなのか」と自問する。時には、そうした期待はそもそも自分の考えではないこともある。

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自分が必要としているものと、それをどこから得ることができるのかを明確にする:もしかすると、あなたは感情を処理したり、創造的なインスピレーションを得たり、あるいは深い知的な議論をする場が必要なのかもしれない。パートナーがあらゆる場面で最適な相手でなくても、それは問題ない。友人やメンター、仲間、セラピストがあなたをサポートしてくれる。

すべての役割を1人の人間が担う必要はない。良い結婚生活の強みは、相手が「すべて」を担わなくても十分であることを知っていることにある。

4. 関係を維持するためにそれぞれが適応し、変化する

カップルが困難な時期を迎えると、多くの人が関係を維持するには「私たち」にとって役に立たない自分自身の一部を改める必要があることに気づく。

専門誌『デベロップメンタル・サイコロジー』に2018年に掲載された研究では、結婚から1年半経った169組の新婚カップルの神経症傾向や協調性、誠実性といった性格特性の変化を追跡した。

その結果、以前より良心的になったり、反応的でなくなったり、あるいは協調性が高まったりといった変化が見られたカップルでは、長期的に結婚満足度が高まる可能性があることがわかった。実際、結婚時の性格よりもその後の変化の方が重要だ。関係を維持するためにそれぞれが適応し、変化を遂げたカップルは安心感と充実感を得られる可能性が高い。

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翻訳=溝口慈子

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