食&酒

2025.04.08 16:30

ワインのラベルが「難解」すぎる? 読み解くための6つのヒント

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・エステートボトルド

ブドウの栽培から醸造、ボトルに詰める工程まで、同じワイナリーで行われていること指す。より厳格な品質管理が行われている。

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・濾過なし

少し濁って見えるものもあるが、豊かなフレーバーのワインであることを表す。

あまり意味がない言葉も?

ワインボトルに貼られたラベルの中には、魅力的に聞こえる一方、実際にはあまり意味のない言葉やフレーズも含まれている。

・「手作業」または「職人技」

聞こえはいいが、これらの言葉でワイン造りを表現することに関する法的な定義はない。

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・「醸造家が選んだ」または「プライベート リザーブ」

産地がこれらのフレーズに使用基準を設けていない限り、特に意味はない。

・「金メダル獲得」または「最高評価」

ワインコンクールの中には意義深いものもある一方、多くは参加費の支払いが必要。メダルだけで、品質が保証されるものではない。

ワインのラベルには、役に立つ情報が記載されているのと同時に、販売目的の言葉も巧みに織り込まれている。だが、注目すべきものを理解していれば、ラベルはそれほど恐れるものではない。確認すべき点は、「生産者、ブドウの品種、産地、ヴィンテージであるかどうか」華やかな表現に惑わされてはいけない。

さらに、忘れてはならないのは、ラベルから読み取れることには限界があるということ。

お気に入りのワインを見つけるための最善の方法はといえば、それは実際に飲んでみることにほかならない。さまざまな種類のワイン飲んで、メモを取ることだ。ただ、あまり自分にストレスをかけないこと。最悪の場合でも、「まあまあ」だと思える1本と、何か「いい話」のひとつくらいは、手に入れることができるだろう。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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