だが、将来を見据え、2人は進化が不可欠であることを理解している。
「最も重要な目的は私たちの理念を共有し、同時に新しいアイデアをもたらしてくれる新たな世代のNBP支持者を巻き込むことだ。そうすることで、次の30年、そしてそれ以降もNBPを進化させ、成長させていくことができる」とスティーブンは語る。


その未来はすでに形になり始めている。過去にユース部門の賞を受賞したアシュリー・スカリーやザンダー・ガリは野生生物と環境のための雄弁な大使へと成長した。
一方、コンテストは世界各地に広がり続けており、応募数やカテゴリーは増え、視点はかつてないほど多様になっている。





だが、自然を称え、記録する人々を称賛し、そして保存する価値があるものを世界にあらためて知らしめるという本質的な理念は変わっていない。「今日踏み出す最初の一歩は、この記事を読んでいる皆さんに、自然に目を向ける私たちの旅に加わってもらうことかもしれない」とスティーブンは話した。