欧州

2025.03.30 09:00

ウクライナの第一次大戦式ドッグファイターが久々に登場 ド派手な機体で「ドローン狩り」

ロシア軍の偵察ドローンから撮影されたウクライナのYak-52練習機の姿とされる画像(通信アプリ「テレグラム」への投稿)

そこで、ロシア軍は次善の策として、Yak-52をその基地で狙うことにした。ウクライナ南部の港湾都市、オデーサにあるヒドロポルト(ハイドロポート)飛行場だ。7月15日、ロシア軍のドローンはこの飛行場を偵察し、ウクライナの駐機中のドローンや、Yak-52が入っている可能性のある格納庫を特定した。

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ロシア軍のイスカンデル弾道ミサイルが撃ち込まれた。ミサイルはドローンと格納庫の間で爆発し、数カ所で火災を引き起こした。動画と衛星画像を精査したあるアナリストは、ドローン3機と複数の格納庫が損傷したと結論づけている。同じ攻撃か別の攻撃で、付近に配備されていたウクライナ軍の防空システムも被弾したもようだ。

損傷した格納庫のどれかにYak-52が入っていたのかどうかは不明だ。ただ、その後の4カ月間、Yak-52の新たな目撃情報がなかったことは、何かがあったことを暗示している。

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昨年11月、Yak-52が任務を再開したという情報が流れた。このYak-52は最初のものだった可能性もあれば、新たに投入された2機目だった可能性もある。Yak-52は珍しい航空機ではなく、ウクライナでは市民や飛行クラブが数十機は所有している。

今回登場した緑と黄色のカラフルなYak-52はこの2機目なのかもしれない。あるいは、ドローンの時代に第一次世界大戦式の戦術を復活させた、ウクライナのレシプロ迎撃機のまた新たな1機である可能性もある。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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