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億万長者の厳しい世界について執筆

olly2 / Bigstock



富裕投資家たちは、全ての金を失うことにビクビクしながら生きている。

預金残高1800万ドル(約22億円)以上の投資家を対象に行った調査結果で、このことが明らかになった。調査を行ったのは米投資顧問会社SEIプライベート・ウェルス・マネージメントと、英調査会社スコーピオ・パートナーシップの2社。調査の中で「最大の心配事は資金の枯渇」、もしくは「振り出しに戻ること」とした回答者が全体の59%を占めた。

投資家らは保守的でリスク回避性の高い資産運用を心掛けていることが明らかになった。しかし、調査対象となった300人に及ぶ超富裕投資家らは同時に、次年度には資産が15.8%増大することを期待していることも分かった。

「彼らが目論むようなリターンを得るには、特定の投資案件に対する絶大な集中力と大きなマーケットリスクを取る心づもりが必要だ。金融資産を増やすことへの期待と、現実との間に大きな乖離がある」とSEI プライベート・ウェルス・マネージメントの取締役Jeff Ladouceur氏は明言した。
「投資家たちが欲を出すのは驚くにあたらないが、将来の生活を危険に晒してまで目の前の2桁のリターンに固執するのは危険だ」とLadouceur氏は続けた。

今回の調査からは、巨額の金融資産を有する投資家が、その他一般投資家と比べ、より多くの時間を投資の検討に費やしていることも分かった。

様々な資産ポートフォリオをもつ1000人の投資家を対象に行われた調査では、回答者の80%が投資状況について考えるのが週に9時間以下としているのに対し、超富裕層の投資家は平均的に週15時間を費やしていることがわかった。更に、1800万ドルを超えるポートフォリオを運用する40歳以下の回答者は、投資について考える時間として週平均25時間を費やしていることが分かった。

編集=上田裕資

 

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