フォーブスの推計による2025年MLB収入ランキング上位10選手は以下の通り。（日本円へは1ドル＝150円で換算）
1位：フアン・ソト／1億2690万ドル（約190億3500万円）
年齢：26歳
ポジション：右翼手
所属チーム：ニューヨーク・メッツ
収入：フィールド内 1億2190万ドル（約182億8500円）／フィールド外 500万ドル（7億5000万ドル）
12月に契約したメッツとの超大型契約で、ソトは本拠地シティ・フィールドでのホーム試合でラグジュアリースイートとバックネット裏のプレミアムシート最大4席の無償提供を受け、シーズン中の家族の警備や旅行手配のサポートも提供されると報じられている。契約ではソトがMLBでこれまで着用してきた背番号「22」の権利も補償されたが、ソトは背番号を譲った同僚ブレット・バティにお礼として車をプレゼントした。ドミニカ共和国出身のソトは収入ランキング上位10人のうち唯一の30歳未満。フィールド外収入として、エナジードリンクのCelsius（セルシウス）、ドミニカのバンレセルバス銀行、ドミニカ産ビールブランドのプレジデンテと提携している。
2位：大谷翔平／1億200万ドル（約153億円）
年齢：30歳
ポジション：指名打者／投手
チーム：ロサンゼルス・ドジャース
収入：フィールド内 200万ドル（約3億円）／フィールド外 1億ドル（約150億円）
昨年春に発覚した元通訳の賭博スキャンダルから立ち直り、3度目のMVPとチャンピオンリングを獲得した大谷は、この1年間で複数のエンドースメント契約を更新し、新たに日本のスポンサー5社（ECC、ファミリーマート、伊藤園、セコム、日清製粉ウェルナ）と契約した。また、人気ゲーム『フォートナイト』開発元でノースカロライナ州に本社を置くエピックゲームズとも提携し、レブロン・ジェームズ、パトリック・マホームズ、ネイマールらに続くスポーツ界のスター選手としてコラボスキンを提供している。
3位：ブレイク・スネル／6560万ドル（約98億4000万円）
年齢：32歳
ポジション：投手
チーム：ロサンゼルス・ドジャース
収入：フィールド内 6480万ドル（約97億2000万円）／フィールド外 80万ドル（約1億2000万円）
スネルは2023年にナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したが、FA市場の評価は期待外れで、サンフランシスコ・ジャイアンツと2年総額6200万ドルの契約を結ばざるを得なかった。2024年は怪我もあり20試合の登板にとどまったが、オプトアウトを行使し、今オフに5年総額1億8200万ドル（約273億円）の大型契約でディフェンディングチャンピオンのドジャースに入団した。32歳の先発投手には、ナイキ、ジュエリーブランドのJAXXON、高級ファッションブランドのSanto Studioなど7つのスポンサーがついている。
