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働き方

2025.03.24 08:15

「パジャマでビデオ会議」経験、米国では半数。日本人は?

GettyImages

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コロナ禍で一気に普及したテレワーク。その中で当たり前の世の中になったのがビデオ会議だろう。コロナが明けてからは、オフィスワークへの復帰する企業も多いが、ビデオ会議の文化は意外と定着しているのではないだろうか。

そんなビデオ会議について、国ごとにその価値観はまちまち。そんなビデオ会議に関する意識やマナーについて、オンライン英会話レッスンのPreplyが、世界21カ国の約6万人を対象に調査している。

それによると、ビデオ会議でパジャマもしくは上半身だけ着替えて参加したことはあるかの問いに、日本人の32.2%は「はい」と回答。さすがに全身パジャマで参加した人は少ないと思われるが、実は世界的に見ると日本はとても真面目な部類に入る。

参加したことがあるとの回答がもっとも多かったのが香港で63.2%。続いてトルコの52.8%、アメリカの50.3%となっている。一方「いいえ」と回答した1位はタイで66.9%、2位が日本で57.6%、3位がコロンビアで53.9%となっている。ただ、「機会があればカジュアルな格好で参加したい」と回答した割合が最も高かったのが日本の10.2%で、実際にはもっと楽な格好で参加したいという人は多いようだ。

ほかにも、ビデオ会議中に起こるトラブルとして、「他者/自分がミュートのまま話をする」が54.1%でダントツトップ。これはどの国においても、あるあるミスと言える。続いて、「ペットが突然画面に映り込む」が9.4%、「子供が会話に割り込んでくる」が6.3%、「前回使ったふざけたバーチャル背景の消し忘れ」が5.4%となっている。

ペットや子供が映り込んだときの対応として、「笑って軽く流す」国トップが日本で45.7%。「無視して会議に集中する」のが香港で47.7%。「丁寧に状況の対応をお願いする」のがシンガポールで22.0%と、反応は国によってまちまちだ。海外とのビデオ会議を行っている人も少なくないと思うが、こうした国による文化の違いは理解しておいたほうがよりスムーズに会議が運ぶかもしれない。

次ページ > 日本人の3割がビデオ会議疲れも世界的には低水準

文=飯島範久

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