「不安型」のパートナーは傷つけたことをひたすら謝り、最終的にはあなたが相手を慰めることになる。パートナーは「自分は最低だ!いつも台無しにしてしまう!まだ私のことを愛してる?」などと言うかもしれない。結局、その会話は相手が感じている見捨てられることへの不安について終始し、自分の気持ちはまったく釈然としていないことにあなたは気づく。
逆に「回避型」のパートナーは「大げさすぎる。ただの冗談だった。なぜそんな大騒ぎするのか」と防御的に反応するだろう。会話が始まる前に話を打ち切ってしまうため、あなたは自分が傷つくのはおかしいのかと思ってしまう。
対照的に「安定型」のパートナーは呆れたり、口論したり、あるいはすぐに話を自分のことにすり替えようとはしない。代わりに、あなたの言い分を最後まで聞く。
あなたが話し終えてから、「そんなふうに受け取られているとは思わなかった。でも、考えを聞いて怒る理由がよくわかった。本当にごめん。話してくれてありがとう」などと言うだろう。
深刻な話し合いが終われば、仲直りの意思表示としてユーモアを言ったり、愛情を示したりするかもしれない。そこに苦々しさや憤りはなく、ただ再び気持ちを寄せ合って前に進みたいという気持ちだけがある。
子どもじみた無視や、些細なことで大喧嘩をしたりすることもない。お互いに相手を刺激しないように気を使って行動しているように感じることもしない。むしろ問題に向き合い、解決策が見出すのだ。そして最も大切なことは、問題が起こる前よりも相手に理解され、支えられていると感じながら問題を乗り越えられることだ。