SEOサービスなどを展開するCIOが、『Google検索で検索上位にする方法』と題したホワイトペーパーを企業向けに発表し、そこに提示されたGoogle検索で上位になるための9つの方法を公開した。詳しくはホワイトペーパーを読んでもらうこととして、ここでざっと紹介しよう。
1. TDHを最適化する
TDH(タイトル・ディスクリプション・見出しタグ)の最適化は「もっとも重要なSEO対策」だとCIOは指摘する。まずは検索上位を狙いたいキーワードを明確にして、それをTDHに自然に盛り込む。
2. 検索意図を深く満たす
明確にしたキーワードを入力するユーザーの検索意図(顕在ニーズと潜在ニーズ)を推測し、それを満たすコンテンツを作成する。またはそのキーワードに類似する内容も含める。
3. 勝てるキーワードを選定する
同業者が考えるキーワードは競合しやすい。同じキーワードを使っているのに上位にくるサイトとの違いはSEO対策だ。やみくもにキーワードを並べるより、SEOサービスに相談するのがいいようだ。
4. 周辺キーワードで記事を書く
検索エンジンに評価されやすいよう、コンテンツをトピック(話題)ごとに整理して書く「トピッククラスターモデル」を使う。柱となる記事(ピラーコンテンツ)に内部リンクでつながった子記事(クラスターページ)をぶら下げる形だ。
5. 読みやすいUI/UXを心がける
検索でヒットしてユーザーがサイトを訪れても、読みにくかったり思っていた内容とズレていれば、すぐに離脱してしまう。滞在時間が短いとGoogleの評価が下がりやすい。そこでCIOは、改行を増やす、適度に太文字を入れる、箇条書きで視認性を高める、見出しの階層をなどを工夫する、見出しごとに画像を入れる、一文をコンパクトにする、といった具体案をあげている。