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海外

2025.03.13 09:30

中小企業のM&Aを支援する「AIエージェント」、海外新興が28億円調達

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そのため、同社のツールは、新規事業に投資するか否かを常に判断しているプライベート・エクイティ・ファームや企業のM&A部門からの契約を獲得している。ブリッジタウンは、昨年後半にサービスをリリースしたばかりだが、既に100万ドル(約1億4800万円)以上の収益を上げている。

同社は、新たに調達した資金でより広範な独自データを調達したり、他のユースケースに対応するサービスを開発する計画だ。今回のラウンドは、ベンチャーキャピタルのライトスピードとアクセルが主導した。

「企業は、質の高い戦略的意思決定と、その背後にある調査・分析によって成り立っている。ブリッジタウンは、これまでは不可能だったスピードで意思決定を行うことを可能にしている」と、ライトスピードのイシャーン・プリート・シンは話す。

また、アクセルのアナグ・プラサドは次のように述べている。「AIは、企業の様々な部門で革新を引き起こしている。ブリッジタウンは、その波に乗り、経営陣の重要な戦略的意思決定を支援している」

サハイは、自社のチームがコスト削減よりも、事業の成長や価値の創造を支援することに意欲を燃やしていると話す。「多くのAIツールは、人間に取って代わることでコスト削減を図っているが、我々はビジネスを成長させ、雇用を創出することに重点を置いている」と彼は語った。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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