最上のパフォーマンスを長く発揮できるMac Studio
Mac Studioは人気のMac miniを大きくしたようなデスクトップマシンだ。その時々で最もパワフルなAppleシリコンと、バラエティに富んだデジタルインターフェースを搭載するフラグシップに位置づけられる。2022年3月に初代のM1 Max、M1 Ultraのチップが選べるMac Studioが誕生してからすでに3年が経った。Mac Studioはプロのクリエイターに限らず、省スペース設置ができるパワフルなデスクトップマシンを求めるMacユーザーにも選ばれているようだ。
2025年のモデルは、アップルが2024年に発表した最新のM4チップをベースにしたハイエンドの「M4 Max」と、M3 Maxの2つのシリコンダイをつなぐUltraFusionパッケージングアーキテクチャにより、Appleシリコンの中で最高性能に到達した「M3 Ultra」が選べる。ナンバリングは1世代前になるが、M3 UltraはM4 Maxよりもパフォーマンスと拡張性に富んだ上位のAppleシリコンだ。
Mac Studioのベースラインの価格はM4 Maxチップのモデルが税込32万8800円、M3 Ultraチップのモデルは税込66万8800円と高価だ。それぞれのモデルがターゲットとするユーザーのペルソナについて、アップルはウェブサイトのプロダクト紹介でも具体的に言及している。そのレコメンドによると、高速CPUの圧倒的なスピードが活かせるM4 Maxは、ビデオや写真、音楽のコンテンツクリエイターの期待に応えるという。またM3 Ultraはローカルマシン上のAIエンジニアリング、長編映画の編集、3D映像のレンダリングなど負荷の大きなタスクを速く・安定してこなせることから、研究者にエンジニア、ゲームクリエイターにシネマトグラファーの手もとで活躍するMacになりそうだ。
筆者は昨年秋にM4 Proチップを載せたMac miniをレビューしている。ライターとしての仕事の範疇であればMac miniで十分に事足りると感じたが、ビデオやサウンドのコンテンツクリエイター、デザイナーなどの職に就く方は拡張性も含めてMac Studioの方がさまざまな用途にメインマシンとして使える安心感が得られると思う。高価なマシンだが、息長く使い込むことをイメージしてベストな選択をしてほしい。
連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
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