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2025.03.13 08:00

「言及する」の意味とは?ビジネスシーンでの使い方と類義語・言い換え表現を例文付きで徹底解説

「言及する」の意味とは?

「言及する」とは、あるテーマや事柄に対して具体的に触れたり、言葉を加えて説明したりすることを指す表現です。単に話題に挙げるだけでなく、ある程度の詳しい内容や関連情報について言葉を添える場合に使われます。日常的に「言及する」という言葉を耳にする機会はさほど多くはないかもしれませんが、ビジネスや公的な場面では、資料や報告書の中で「この点にも言及しておきたい」という形で重要性や関連性を強調するのに適しています。

例えば、「会議でその点には言及しなかった」と言えば、会議の中でそのテーマについて言葉を加えて説明しなかったことを示します。逆に「レポートの中で人件費削減策に言及している」と言うときは、そのレポートで具体的に人件費削減策に関する記述や説明があることを意味します。


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ビジネスシーンでの使い方

ビジネスで「言及する」と言う場合は、多くの場合「資料やプレゼンテーション、メール文面などで特定の事柄について触れる」ことを指します。たとえば新商品の開発経緯やリスク管理体制について、「このレポートでは、コスト面の課題にも言及する予定です」のように書くことで、事前に内容を示唆することができます。また、会議や打ち合わせの議事録をまとめる際に「上司がプロジェクトのスケジュール変更に言及した」と記載することもあるでしょう。

このフレーズは「触れる」「言葉にする」「検討する」とは異なり、相手の意識を「そこについて言葉を投げかける」ことに集中させるニュアンスを持っています。どんな話題にいつ触れるか、どのぐらいの深さで説明するかが大事なポイントです。

使いどころの具体例

  • 資料作成:報告書・計画書で「この章では、コスト削減案にも言及する」
  • 会議進行:アジェンダを示し、「経費の増減についても言及しましょう」
  • メールコミュニケーション:取引先に「次回ミーティングでは、納期交渉のポイントについても言及したい」

このように、相手に「どの部分を話題として取り上げるか」を事前に示したい場合にも、簡潔かつ明確に意図を伝えられるフレーズと言えます。

「言及する」の注意すべき点

「言及する」という言葉は、文書や会話中でやや硬めの響きを持ちます。ビジネス文書や公式の発表などフォーマルな状況で使われることが多い反面、口語的なシーンでは「触れる」や「話す」といった表現でも十分伝わります。使う場面を間違えると、不要に難解な印象を与えてしまうかもしれません。

また、言及すると宣言した内容については、「どの程度まで触れるのか」「具体的に何を言うのか」をあらかじめはっきりさせておくことが大切です。相手が期待するほど深く扱わない場合、「言及する」と言っていたのに、実際には大した情報が得られないとがっかりさせてしまう恐れもあります。

類義語・言い換え表現

「言及する」は硬めの文語調を含んだ表現です。類義語や言い換え表現を選ぶことで、相手との距離感やシチュエーションに応じた表現力を高められます。以下では、主なものを挙げていきます。

「触れる」

「触れる」はよりカジュアルに「ある話題を取り上げる」「言葉を加えて説明する」というニュアンスを示します。ビジネスメールなどで「○○の件にも触れておいてください」と言えば、特に深い説明はなくても言葉を加えるよう指示する感じです。

「言葉を添える」

「言葉を添える」は「言及」よりもやわらかく、補足的な印象を与えます。「既存の説明に付け加えとして何か言い足す」というときに適しています。相手に敬意や配慮を持ちながら話す際にも、この表現は自然に使えるでしょう。

「言い及ぶ」

「言い及ぶ」は「話の範囲を(ある部分にまで)広げる」という文語的な表現で、「言及する」とほぼ同意のニュアンスを持ちますが、現代ではあまり日常的に使われません。文芸作品や非常にフォーマルな文章でごくまれに使われることがあります。

ビジネスでの例文

ここでは、実際にビジネスメールや会議の場面で「言及する」を使う際の例文を示します。文脈に合わせて言い回しや敬語表現を調整すれば、さまざまなシーンに応用が可能です。

メールでの使用例

  • 「次回の会議では、新商品のリリース日程に加え、市場調査の結果についても言及する予定です。ご確認をお願いいたします。」
  • 「今回の報告書には、先日のクレーム内容に言及しておりますので、ご一読いただけますと幸いです。」

いずれも「あるテーマについて触れる」「文書で取り上げる」という意味を明確に伝えつつ、ビジネス上のかしこまった印象を維持しています。

会議や発表での使用例

  • 「このプレゼンでは、まず昨年度の売上分析を行い、その後に今期の戦略について言及していきます。」
  • 「総務部の活動方針に関しては資料の後半に言及しておりますので、後ほどそちらをご覧ください。」

会議などの場で、発言や説明の順序を示す際に自然に使える表現です。相手に「ここから先はこの話題を取り上げるよ」という事前告知としても有効です。


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まとめ

「言及する」は、「あるテーマやトピックについて触れる・言葉を加える」という意味を持つ表現で、ビジネスシーンでは報告書やメール、プレゼンなどで使われることが多いです。硬めの文語的表現のため、フォーマルな場面や、テーマを明確に示す時に用いると適切なニュアンスを伝えられます。


類義語としては「触れる」「言葉を添える」などが挙げられ、状況に応じて使い分けることで、相手にも分かりやすく具体的な行動をイメージしてもらえるでしょう。「言及する」と述べるだけでなく、具体的にどの箇所でどんな風に触れるのかを伝えたり、必要に応じて補足説明を行うことも大切です。そうすることで、誤解を招かずスムーズなコミュニケーションを図ることができます。

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