ホテルのようにも別荘のようにも使えるスモールラグジュアリーリゾート「UMITO」。海の最前列で、“海と”ともに過ごす時間とは?鎌倉エリアに建つ3軒、それぞれの魅力を紹介する。
多くの人が憧れる海辺のリゾートのなかでもオーシャンフロントにこだわり、“海最前列”と表現しているのが「UMITO」だ。
海が目の前という一等地に10室以下の小規模なリゾートホテル・ヴィラを開発。ユーザーは10泊単位の日数を約1,000万円~で購入すれば、1泊10~20万円相当の部屋に宿泊費を払わず毎年10泊~宿泊できる(50年間の権利付与)ほか、使用しないときはホテルとして貸し出し、収益を得ることもできる画期的なサービスで話題を呼んでいる。
現在、鎌倉、熱海、沖縄など人気リゾート地で展開しており、今後も淡路島、宮古島、奄美大島など各地で竣工予定だという、今注目のスモールラグジュアリーホテルブランドだ。
今回はその「UMITO」から、鎌倉のビーチ沿いに建つ3軒に注目。それぞれの特長から魅力を浮き彫りにしてみたい。
腰越海岸でサンセットディナー
まず、シリーズのなかでも一際ユニークな魅力をもつのが「UMITO鎌倉 腰越」。ドライブルートとしても人気の国道134号線沿いで、歴史的にも由緒のある腰越海岸に向けて開口部を広くとった建物は3階建て。1階がレストラン、2階と3階がそれぞれ1室のみの客室で、つまり1日2組しかステイできない贅沢なつくりだ。

こちらは「UMITO」としては初となるオーベルジュであり、レストランには一般客も迎え入れている。名店「レストランひらまつ 広尾」で料理⻑を務めた小川大樹シェフによるフレンチディナーは、相模湾と駿河湾から揚がるシーフードや、地元の無農薬栽培の農家から取り寄せるフレッシュな野菜がふんだんに使われ、食材の味を最大限に活かした繊細な仕上がり。


人気で入手困難な日本ワインとのペアリングを楽しむうちに、目の前の腰越海岸が暮れなずみ、空と海が薄紫から漆黒へと変化していく様を楽しめるのは何よりのご馳走……と、うっかり飲み過ぎたとしても心配ご無用。階上のゲストルームは各120㎡余と広々としており、リビングダイニングとベッドルームがふたつで、最大6名まで宿泊可能。海が見えるガラス張りのサウナで汗をかいた後は、露天の水風呂と外気浴でととのう、ウエルネス効果も期待できる贅沢な時間だ。

一棟づかいで別荘気分
一方で、同じ134号線沿いにありながら材木座海岸を眼前にし、約180㎡の建物を一棟まるごと使用できることで別荘気分を楽しめるのが、このほど竣工したばかりの「UMITO鎌倉 材木座」だ。リビングダイニングからバスルーム、そしてベッドルームへとゆるやかな階段が各室をつなぐスキップフロアがプライベートな居住感を高め、オーシャンフロントに住まう愉悦を体験させてくれる。

こちらも2ベッドルームなので、家族で滞在するも、友人カップルとバカンスを楽しむのもよし。「UMITO」としては初のドッグフレンドリースペースを設けていることで、ペットと一緒にステイできるのも愛犬家にとっては朗報だろう。
一棟づかいといえば、材木座の隣である由比ガ浜の海岸に面している「UMITO鎌倉 由比ガ浜」についても言及しておきたい。こちらは3LDKで総面積300㎡超と広大な邸宅をすべて意のままに使えるという圧巻のスケール。その大きさから、企業研修やオフサイトミーティングなど法人利用や福利厚生としてのニーズが高いという。

海とともに過ごす日常の贅沢
これら3軒の「UMITO」はそれぞれ個性豊かでありながら、共通しているのは“海と”ともに過ごす時間を大切にしているという点だ。空間のどこにいても目の端で海を捉えられるという体験は、都会にいてはなかなか味わえるものではない。この特別な時間をシェアリングによって非日常から日常へと変えてくれるのが、この新サービスの醍醐味であろう。今後も日本各地の“海最前列”で竣工予定だという「UMITO」に注目をしていきたい。
UMITO
https://umito.jp/