一気通貫のサービスへ
──インフォボックスの次の展開は何でしょう?
平沼:買い手の状態を可視化する新しい機能の開発を進めています。インフォボックスのデータと自社のCRMや名刺データを統合することで、買い手の購買検討度合いや温度感を可視化できます。これにより「今日アプローチすべき企業はどこか」「なぜ今その企業にアプローチすべきか」が明確になり、迷わずに営業活動ができるようになります。
── 一気通貫したセールス体験を提供するサービスにしていくのですね。海外展開はいつ頃、どの地域を予定していますか?
平沼:時期は検討中ですが、地域はアジア圏を考えています。英語圏にはすでにズームインフォがいますので。
本田:X&KSKとしては、海外投資家や現地リクルーター、事業会社などを紹介して、資金調達や採用、協業など多方面で支援していきます。僕の頭のなかでは、国内で上場する道筋は容易に想像できています。でも目指すところはもっと上ですよね。
平沼:ズームインフォをはじめとした、この業界のトッププレイヤーと会話してきましたが、自分たちがこれまで考え抜いてきたことと、今進んでいる道の答え合わせができていると感じます。やるべきことをやればデカコーンにもなれるはずだと信じています。