ビジネス

2025.03.07 10:15

360度ステークホルダー戦略が導く日本企業の「再創業」

iQ360のCEOのロリ・テラニシ氏(中央)とシニアアドバイザーのジョン・オノダ氏(右)、および筆者(左) Courtesy of the author

吉川:確かに、アメリカの社会的構造は非常に複雑で、現在の新政権の動きも、表面のニュースだけ見ていても、日本の人にとっては分かりにくいことが多いと思います。日本企業がアメリカにおいて発信する上で、そのメッセージがどのようにさまざまなステークホルダーに受け止められるかについては細心の注意を払う必要がありますし、iQ360のような現地を知り尽くしたパートナーと組んで、ローカライズされたコミュニケーション戦略を打ち立てていくことが大変重要だと思います。最後に、日本企業にアドバイスをお願いします。

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オノダ:世界はAIの進化、地政学的変動、規制の変化など、あらゆる要因で急速に変わっています。企業は積極的に自らを変革し、未来への投資を行うべきです。「今の体制で、この新たな時代に本当に成功できるのか」という問いを真摯に投げかけ、根本的な再構築に取り組む勇気が必要です。


テラニシ:日本は世界に貢献できることがたくさんあります。その強みを活かしつつ、グローバルな視野を取り入れた戦略的コミュニケーションを展開することで、世界のリーダーとしての地位を再び確立できると信じています。変化を恐れず、前向きな挑戦を続けてほしいと思います。


吉川:もともとテラニシさんとオノダさんとの出会いは、日米カウンシル(U.S.-Japan Council)での活動を通じたものでした。その中で、日本の未来を案じ、支援の手を差し伸べる日系アメリカ人のリーダーの存在に私個人として刺激を受けてきました。今こそ、日本のビジネスリーダーは米国の日系アメリカ人との連携を深めて、「再創業」に向けて歩んでいくべきだと強く感じています。本日はありがとうございました。

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文 = 吉川絵美

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