この日本人スター選手はロバーツの記録を破り、大谷はついにロバーツにポルシェを贈った。ただし、それは監督が期待したようなクルマではなかった。大谷らしいいたずらの流儀で、彼は監督へのプレゼントとして、3歳児が乗るような玩具のポルシェを、球場の駐車場のロバーツが愛車を駐めている場所に置いておき、彼がそれを見つけるように仕向けた。ロバーツはこのいたずらを大いに喜び、大谷が大勢の報道陣からインタビューを受けている最中に、あえて個人的に感謝の意を示した。
「これは翔平の仕業だな? やられたよ。冗談だろ? 私は彼に新しいクルマが欲しいって言ったんだ。そうしたら翔平はこれを私にプレゼントしてくれた」と、ロバーツは大谷のジョークを見て言った。
Enjoy your new car, Doc! pic.twitter.com/igDAwVWM1s
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) February 17, 2025
ロバート監督がもらったポルシェは期待どおりのクルマではなかったが
大谷がポルシェをプレゼントしたり、ポルシェの玩具でいたずらをするのは、彼のクルマに対する情熱と、人を楽しませたいという気持ちによるものだ。このドジャースのスター選手は、ジェイ・レノ(自動車マニアとして知られる米国の有名司会者)さえ自慢に思うようなすばらしいクルマのコレクションを所有している。
大谷が日常的に乗っているクルマはポルシェ タイカンSだが、彼の自宅ガレージには他にも、ロールス・ロイス レイス、ベントレー コンチネンタルGT、メルセデスAMG S63、アストンマーティン DB11、そして「ルーディクラス(馬鹿げた)モード」を搭載する激速のテスラ モデルX P90Dが誇らしげに並んでいるのだ! このようなカーコレクションは彼の趣味の良さと、高級、高性能、高度な技術、そしてスピードの真価に対する彼の理解を証明するものだ。これらのクルマの多くは、大谷の投げる速球と同じ時速100マイル(約161km/h)まで、8秒以下で達することができる。

世界で多くの争いが起きている今、このような明るい気持ちになれる気立てが良いユーモアを、我々は確かに必要としている。翔平、どうかその調子で続けてほしい。彼はドジャースがワールドシリーズで優勝したら、ロバーツ監督に本物のポルシェをプレゼントするかもしれないとほのめかした。どうやらその可能性は高そうだ。