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働き方

2025.03.04 12:30

あなたは「デジタルノマド」に向いているか? 自問すべき5つの質問

Shutterstock.com

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TikTokやInstagramで、ビーチサイドや観光客で賑わう街の居心地の良いカフェのテラスで働く、ラッキーな人たちの動画をたくさん見て、羨望の念を抱いたことは誰にでもあるはずだ。特に、あなたがこれまで長年オフィスで働いてきた人であるなら、デジタルノマドというライフスタイルはとても魅力的に映ることだろう。

バリ島にあるビーチサイドのカフェで仕事をしてみたいという人はたくさんいるはずだ。あるいは、絵のように美しいサントリーニ島のアパートで仕事をするのもいい。

どこでも仕事ができるのは、リモートワークの最高の特典のひとつだ。しかし、デジタルノマドというライフスタイルは以前よりも格段に実現しやすくなったとはいえ、やみくもに飛び込めるものでも、飛び込むべきものでもない。

そこで、荷物をまとめてフライトを予約し、デジタルノマドのライフスタイルを始める前に、確認しておくべきいくつかの事項を紹介しよう。

ビザや就労条件を満たしているか?

外国に行っても、無条件ですぐに働き始められるというわけではない。そう言われれば、当たり前に聞こえるだろう。それでも、この些細なことを見落とす人がいる。結局のところ、各国に認められるパスポートがあれば、観光客はビザなしで旅行でき、国によっては最長90日間滞在できる。

しかし、観光ビザで入国して働くことは厳密には認められていない。そのためには労働許可証かビザが必要だが、渡航先によってはその取得までのハードルが高い場合もある。

良いニュースもある。フリーランサーやリモートワーカー専用の「デジタルノマド・ビザ」を導入する国が増えているのだ。これらのビザは一般的に柔軟性が高く、長期滞在が可能で、免税や家族の帯同も可能などの特典がある場合もある。

デジタルノマド・ビザという選択肢について、事前に十分に調べておこう。最低収入やリモートワークの経験など、ビザによって必要な条件は異なる。

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翻訳=江津拓哉

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