ウェルネス推進に一役
企業向けにウェルネスの福利厚生を提供しているWellhub(ウェルハブ)の昨年のレポートは、ウェルネスが米国内で定着しつつあることを示している。ウェルハブの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のシーザー・カルバリョは、調査結果から従業員らがウェルネスを優先する傾向が明らかになったと述べている。ウェルネスのためのプログラムは、運動に加えて栄養や健康的な習慣、感情面のウェルネスに重点を置いた包括的なアプローチになっているという。
2025年も2カ月が過ぎた今、ウェルビーイングは指紋のようなもの、というのがウェルネスのトレンドだとカルバリョ。「誰もがそれぞれ独自の指紋を持っている」と指摘する。「ウェルビーイングを優先する方法も人それぞれだ。雇用主はそれに応える必要がある。柔軟で利用しやすい選択肢を提供することで、従業員がウェルビーイングの習慣を身につけ、これまでより前向きで回復力のあるチームを育成することができる」
パーティーやフェスティバルに参加したり、パブに行ったりする機会があれば、ゼブラ・ストライピングを試すことをラペは勧めている。「まずはお気に入りのカクテルを飲み、次にノンアルの飲み物にする。これを繰り返す。このシンプルな方法で楽しみをあきらめることなく、活力と水分、そして我を保つことができる」。また、ゼブラ・ストライピングは制限を意味するものではないとラペは強調する。そうではなく、バランスを取る手法だ。「意識的に選択することで、夜の付き合いを楽しみ、翌日は二日酔いなどと無縁の素晴らしい朝となる」
ラペは薬物や飲酒などの物質依存問題を克服した自身の経験と、同様の問題を抱える多くの人々を支援する仕事を通じて、小さな変化が大きな変化につながる場合が多いと語った。ゼブラ・ストライピングは単純に見えるかもしれないが、人々に自分の習慣について考えさせる方法だと考えている。「より大きな変化への足がかりとなることもあれば、健康を維持しながら飲み会を楽しむ持続可能な方法ともなる。素晴らしいのは、柔軟性があること。自分に合うように調整できる」と話している。