iPhone 16eは機種のコンセプトに従って、上位モデルよりも本体に搭載する機能をシンプルに絞り込んでいる。そのぶんiPhone 16eがApple Intelligenceと連係すると、新しく洗練された体験が生み出せる。Apple IntelligenceとChatGPT連係のように、今後はアプリを追加するような感覚でApple Intelligenceにさまざまな機能が足せるようになるのだろう。とても楽しみだ。iPhone 16eの「e」には、Apple Intelligenceとともに「evolution(=進化)を続けるiPhone」という意味が込められているのだと筆者は思う。
購入は最も安価な128GBモデルがおすすめ
グーグル純正のPixelシリーズも、電源ボタンのクリックなどシンプルな操作からすばやくGeminiを呼び出して、生成AIを駆使した便利な機能が使えるAIスマホだ。当初グーグルがPixelシリーズの上位モデルから提供を始めたGemini対応は、今では廉価モデルのGoogle Pixel 8aにも拡大した。
Apple Intelligenceも多言語対応によって多くのユーザーが使うようになれば、アップルもこれに対応するiPhoneのラインナップなどデバイスの拡充を図ってくると思う。
外付けストレージを上手に併用すれば、iPhone 16eの内蔵ストレージのサイズは低めのモデルを選んでもいい
iPhone 16eの購入を検討するなら、筆者はストレージ容量が最も小さい128GBのモデルが最も得する選択だと思う。写真や動画を撮りためてストレージ容量が不足してきたら、50GBが月額150円から使えるiCloud+のクラウドストレージを併用してもいい。またはiPhoneのUSB-Cコネクタに直接つないでデータのバックアップが簡単に取れる外付けストレージも、今は選択肢は豊富にある。Apple Intelligence連係により「最強のAIスマホ」になるiPhone 16eの先進性に早くなるべく早く触れてみるべきだ。
連載:デジタル・トレンド・ハンズオン過去記事はこちら>>