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2025.02.22 11:00

まもなく日本語で使えるApple Intelligence、Apple Vision Proにも対応

次期iOSの日本語対応やApple Vision Proのサポートなどアップル独自の独自生成AI「Apple Intelligence」の周辺がこの春、にぎやかになる

Apple Vision Proの体験共有が容易になる

ほかにもvisionOS 2.4のローンチに合わせて「3つの大きなアップデート」がある。

1つはApple Vision Proのユーザーが楽しめるコンテンツを一覧にまとめた「Spatial Gallery(空間ギャラリー)」アプリの提供が始まる。デベロッパやクリエイターが創作したアプリやコンテンツが、デバイスのユーザーの目により多く触れる機会とすることが狙いだ。

2つめに「Apple Vision Pro」アプリが公開される。Apple Vision Proのユーザーであれば、Appleアカウントに登録されているiPhoneをiOS 18.4以降にアップデートするとホーム画面に自動追加される。Apple Vision Proを持っていないユーザーはApp Storeからダウンロードできる。Apple Vision Proアプリでもデバイスに対応する新しい空間コンテンツのリコメンドをチェックしたり、自身が所有するApple Vision Proのデバイス情報が確認できるようになる。
iOS 18.4と同時に公開されるApple Vision Proアプリ。Apple Vision Proに対応する空間コンテンツの最新タイトルなどを紹介する

iOS 18.4と同時に公開されるApple Vision Proアプリ。Apple Vision Proに対応する空間コンテンツの最新タイトルなどを紹介する

3つめはApple Vision Proを所有するユーザー以外のゲストも体験しやすくなる。従来からvisionOSには「ゲストモード」の機能があった。次期OSから、ゲストがApple Vision Proを装着するとオーナーのiPhone/iPadに「ゲストを許可する」かを確認する通知カードが表示されるようになる。許可を選択後、さらにオーナーはApple Vision Proにインストールしているアプリの中からゲストユーザーに体験させたいものが選べる。

Apple Vision Proをゲストユーザーが装着した後、現状ではオーナーを含む周囲の誰もが「ゲストユーザーがいま何を見ているか」がわからなくなってしまう。visionOS 2.4以降はAirPlayの機能を使って、iPhoneとiPadにゲストユーザーが体験しているApple Vision Proのコンテンツの映像を同時に見られるようになる。visionOSに対応するアプリやサービスのデベロッパにも役立つ機能になりそうだ。

Apple Vision Proのゲストモード。ゲストに見せたいアプリが事前に選べる

Apple Vision Proのゲストモード。ゲストに見せたいアプリが事前に選べる

アップルの次期OSがローンチする際は、毎度ベータ版ソフトウェアには予告された機能が「順次追加」されていく。筆者もまた折をみながらベータ版に触れて、多くのユーザーに役立ちそうな機能を紹介したい。

連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
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編集=安井克至

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